日本の高校サッカーの得点シーンに中国評論家が驚嘆=「感服せざるを得ない」

Record China    2024年12月30日(月) 15時50分

拡大

中国の著名なサッカー評論家の董路氏が、「日本の高校サッカーのコーナーキックはすでにアーセナル化している」と投稿し、反響を呼んだ。資料写真。

中国の著名なサッカー評論家の董路(ドン・ルー)氏が、「日本の高校サッカーのコーナーキック(CK)はすでにアーセナル化している」と投稿し、反響を呼んだ。

董氏は、28日に行われた第103回全国高校サッカー選手権大会の開幕戦、帝京(東京)対京都橘(京都)の試合で、京都橘が1-1の同点に追い付いた後半33分のプレーを紹介。左CKのキッカーが近くの味方選手に一度ボールを預けてリターンをもらうと、そのままダイレクトでクロスを上げ、中央に飛び込んだ選手の同点ゴールをアシストした。

董氏はこの意図をもってデザインされたCKが、イングランド・プレミアリーグの強豪・アーセナルがよく見せるものであることから「アーセナル化」と表現し、「日本は高校サッカーまでもが世界の最新のトレンドを取り入れている。感服せざるを得ない」と驚嘆。一方で、「われわれ(中国)はどうだろうか?」と問い掛けた。

この投稿にネットユーザーからは「日本はすごい」「(日本には)完全なリーグ体系が出来上がっている。仕方ないことだ」「日本人の視界は150年間ずっとこうだ。学ぶのが早く、うまく使いこなし、自らを変えて精進することができる」「われわれのスタジアムのスタンドにはこんなに人がいないよ」といった声が上がった。

また、「われわれは『基礎練習』に必死になっている」「われわれはまずボールコントロールから」「われわれは絵に描いた餅を想像することくらいしかできない」「われわれは何を練習するか、どうプレーするかは実は関係ない。重要なのはカネ。今はみんな未来を悲観して、カネを稼ぐことだけが多くの人にとって唯一の目的になっている。サッカーへの認識が足りないというよりも、認識しようとすらしていない」といった意見も。

このほか、董氏が過去に「日本はもう終わり。中国の若い世代が飛躍する」などと発言していたことを指して、「日本サッカーは終わり、じゃなかったのか?」「日本サッカーは“終わり”なのでは?」などと董氏を皮肉るコメントも複数寄せられている。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携