2024年のアニメ炎上事件を振り返る!「【推しの子】」「呪術廻戦」など―香港メディア

Record China    2024年12月31日(火) 16時20分

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26日、香港メディアの香港01に、2024年のアニメの炎上事件を振り返る記事が掲載された。写真は【推しの子】。

2024年12月26日、香港メディアの香港01に、2024年のアニメ炎上事件を振り返る記事が掲載された。(本記事はネタバレを含みます)

記事は、「24年も年末を迎えたので、今年アニメ界で起こった炎上事件を一緒に振り返ろうと思う。今年は『【推しの子】』の結末への厳しい批判や『呪術廻戦』の五条悟(ごじょうさとる)の胴体切断や脳移植など、ストーリー展開が『あり得ない』とされる事態が多発し、大きな話題となった。それでは、詳細を見ていこう」と書き始めた。

そして、まず「【推しの子】」について、「近年の社会現象を起こした人気アニメとして、ストーリー展開に多くの期待が寄せられていた。しかし、最近迎えた漫画の最終回がファンの期待を大きく裏切る形となり、アニメ視聴者に『今すぐ見るのをやめて』との声が上がるほどの結果となった。特に復讐の物語の収束が雑で、星野アクア(ほしのアクア)や星野ルビー(ほしのルビー)の実父を強引に改心させたり、アクアが突然理性を失い命を投げ出したりと、これまでの伏線やキャラクターの心情描写を無視した展開が批判の的となった」と紹介した。

次に、「呪術廻戦」について、「五条の胴体が切断されるいわゆる『2.5条悟』事件が発生し、多くのファンが不満を抱いた。強力なキャラクターである五条が何の伏線もなく真っ二つにされる展開に『無理やり感がひどい』との声が殺到。約9カ月後に彼は復活を遂げるものの、その復活方法がまたしても不可解で、別のキャラクター・乙骨憂太(おっこつゆうた)の脳移植による合体という設定だったため、死や復活の扱いがあまりにも荒唐無稽だと批判が集まった」と説明した。

続いて「ブルーロック VS.U-20 JAPAN」を挙げ、「スポーツアニメとして熱い試合シーンが期待されていが、緊張感ある試合を静止画で表現する場面が多く、スピード感やリズム感が伝わらず、特殊効果を加えたパワーポイントのようだとやゆされた。また、約18秒間にわたる作業員が荷物を運ぶタイムラプス映像が挿入されるなど、尺稼ぎとしか思えない場面が『まるで物流会社のCMだ』と笑われる事態となった」と言及した。

また、「中国では、審査規定によりアニメやドラマの内容が修正されることが珍しくない」とし、「最近人気のネットフリックスアニメ『アーケイン』シーズン2では、ヴァイとケイトリンの親密なシーンがすべて削除され、普通の会話や肩を寄せ合う場面でさえ修正された。その結果、片方のキャラクターだけが映るシーンが生まれ、まるで独り言を言っているように見えると、ネットユーザーから皮肉られる事態になった」とした。

さらに、「多くのガンダムファンは新型機の登場に期待し、デザインに注目するが、今年発表された25年の新作アニメ『機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)』では、主役機のアンテナデザインが俳優の呉彦祖(ダニエル・ウー)が香港映画『香港国際警察/NEW POLICE STORY』で着用したマスクに酷似していると話題になった。このデザインに多くの人が笑い、映画の有名なセリフをパロディーにしてやゆする声も上がっている」と述べ、「今年もさまざまな作品が議論を巻き起こし、ファンに大きな話題を提供した。今後の展開にも引き続き注目だ」とまとめた。(翻訳・編集/岩田)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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