日本旅行中にインフル感染で3万5000円かかった人も、専門家が「準備」を呼びかけ―台湾メディア

Record China    2025年1月1日(水) 14時0分

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台湾メディア・週刊王CTWANTはこのほど、感染症が流行している日本に旅行を予定している人に、準備をしっかりとして行くよう呼びかける記事を掲載した。写真は東京。

台湾メディア・週刊王CTWANTはこのほど、感染症が流行している日本に旅行を予定している人に、準備をしっかりとして行くよう呼びかける記事を掲載した。

記事は、日本で近ごろインフルエンザなど3種類の感染症が大流行していると紹介。日本旅行の経験が豊富な元台湾大学感染症科主治医の林氏璧(リン・シービー)氏が「パンデミック後に海外へ出かける際は薬をしっかり持参するようにしている」と述べ、日本を訪れる予定の台湾の旅行者に対して常備薬を準備するよう勧めていると伝えた。

林氏はフェイスブックに投稿した文章の中で「最近、東京でインフルエンザ診療を受けたというネットユーザーの体験談を見た。費用は3万5400円かかったそうだ。このユーザーが訪れた国際診療所は12月29日から1月5日まで休診とのこと。この期間に日本を訪れる予定の方は、台湾で事前に常備薬を準備するよう強く勧める」と記した。

また、林氏の投稿に対し、台湾のネットユーザーから「私は海外に行く際、胃薬や鎮痛剤、風邪薬、酔い止めなどの市販薬を必ず持参している。一度、それが本当に役立ったことがある」「休暇中の緊急診療ならこの金額になるのは驚きではない。診療後には領収書と英文の診断書を忘れずに受け取り、台湾で健康保険の申請を」「今回、品川の病院で診療を受けたが、費用は3万8000円だった。病院では通訳が同行してくれて、帰国後に中国語訳の診療記録をメールで送ってくれた。みんなも海外に行く際は保険に加入し、体調管理に注意して」「最近、日本ではレストランや電車、スーパーなど至る所で咳をする人が多い。本当にマスクをしっかり着用して自己防衛するべき」といった意見が寄せられたという。

記事は、台湾衛生部疾病管制署が「親族訪問や旅行などで移動する機会が増える中、疾病の伝播リスクが高まっている」と警告した上で、65歳以上の高齢者や幼児、慢性疾患を抱える人などの高リスク群に対し、早急にインフルエンザと新型コロナウイルスワクチン接種を完了し、仮に感染した場合の重症化や死亡リスクを軽減するよう呼びかけていると伝えた。(編集・翻訳/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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