韓国では過去10年で飛行機事故は67件、約半数は着陸段階―韓国メディア

Record Korea    2024年12月30日(月) 18時20分

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30日、中国新聞網は韓国の務安国際空港で発生した飛行機事故に関連して、韓国国内でこの10年に飛行機事故が67件発生したと報じた。

2024年12月30日、中国新聞網は韓国の務安国際空港で発生した飛行機事故に関連して、韓国国内でこの10年に飛行機事故が67件発生したと報じた。

記事は、全羅南道の務安国際空港で29日午前、バンコク(スワンナプーム)発務安行き済州航空7C2216便が車輪を出さないまま着陸を試みるも減速に失敗して壁に激突、炎上する事故が発生し、乗客乗員181人のうち乗員2人が救助されたものの、残る179人が犠牲になったと伝えた。

そして、韓国・聯合ニュースによると、今回の事故による犠牲者数は韓国で起きた航空事故としては過去最多で、これまで最も多かったのは1993年にアシアナ航空機が全羅南道海南地域で墜落した事故による66人だったと紹介。韓国行政安全部が29日に公表したデータによると、2023年までの10年間で韓国の航空会社に関連する航空事故は計67件発生し、59人が死亡したとしている。

また、大多数の航空事故はパイロットのミスにより生じているとし、韓国航空鉄道事故調査委員会が刊行した「航空・鉄道事故事例集」によると、13〜22年に発生した65件の「航空事故および準事故」のうち、52.3%(34件)は「パイロットの過失」が原因だったと指摘。運行段階別では、着陸段階の割合が43.1%で、事故の約半数が着陸時に発生したものであることが分かったと伝えた。

今回の事故の原因については、エンジンに鳥が吸い込まれるバードストライクによるものとの見方が出ているが、旅客機が車輪を出さずに胴体着陸を試みたこととの因果関係については不明な点が多いという。(編集・翻訳/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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