上海港、グローバル海上輸送の「スーパーハブ港湾」に―中国

人民網日本語版    2025年1月3日(金) 13時40分

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上海港はグローバル海上輸送の「スーパーハブ港湾」になっている。

上海港の洋山港4期埠頭は12月22日、歴史的な瞬間を迎えた。赤い布をまとったコンテナがつり上げられて洋上に浮かぶオーシャン・ライナーへと運ばれたことにより、上海港は世界初のコンテナ取扱量が5000万TEU(20フィートコンテナ換算)を突破した港湾になり、世界の港湾コンテナ輸送の歴史における最高記録を打ち立てた。これまでに輸送したコンテナを積み上げると、世界最高峰の山・チョモランマ1万4600個分以上の高さになる。

ギリシャ海上輸送金融協会のジョージ・シラダキス(George Xiradakis)会長は、「これは上海港にとってのブレークスルーであるだけでなく、中国、さらには世界の海上輸送産業にとっても非常に大きな栄誉だ」と感慨深そうに述べた。

上海国際海上輸送研究センター海上輸送サービス研究室の李志平(リー・ジーピン)室長は、「上海港はコンテナ港湾として、二つの指標を通じて世界と結ばれたハブ機能の増強ぶりを自ら証明している。一つ目の指標はコンテナ処理能力、二つ目の指標は港湾接続性だ」と述べた。

上海港は現在、国際航路約350本近くが就航し、世界200余りの国・地域の700以上の港湾と結ばれ、港湾接続性は13年連続で世界一だ。今年の港湾国際中継業務は前年同期比20%以上増加しており、通年で700万TEUを突破するものと期待される。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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