人民網日本語版 2025年1月2日(木) 16時30分
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中国初の国産大型クルーズ船「愛達・魔都号」の就航1年目の利用者は延べ60万人だった。
上海税関が12月29日に発表した統計によると、中国初の国産大型クルーズ船「愛達・魔都号(ADORA MAGIC CITY)」は24年1月1日に就航して以来、これまでに84回のクルーズを行い、それに乗って出入国(境)した旅客の数は延べ60万人に達した。新華社が伝えた。
旅客3000人以上が12月29日に上海税関管轄下の宝山税関通関ホールで出国(境)手続きを行い、「愛達・魔都号」に乗船。5泊6日の「年越しクルーズの旅」がスタートした。
宝山税関によると、大型クルーズ船でやって来る大勢の旅客が一斉に出入国(境)手続きを行うという状況により良い形で対応すべく、同税関はクルーズ客を対象に、QRコードをスキャンして出入国(境)手続きを行うことができる措置を講じているほか、体温を自動で測ることができる機器を設置しているため、旅客の手続き効率が大幅に向上しているという。
出入国(境)する旅客の監督・管理のほか、税関は寄港する国際クルーズ船に補給される食品や日用品、薬品、緊急時救援物資なども監督・管理している。「愛達・魔都号」の6日間のクルーズを例にすると、必要な食品や日用品などは1万5000種類以上に達し、種類が多く、一つ一つが小さく、消費期限が短いといった特徴がある。
宝山税関の張煒(ジャン・ウェイ)関長によると、12月29日の時点で、クルーズ船の各種物資計1375万件(前年同期比8.5倍増)の通関を許可し、貨物の価値は前年同期比22.8倍増の3億5800万元(約75億1800万円)相当に達した。(提供/人民網日本語版・編集/KN)
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