CRI online 2024年12月31日(火) 11時0分
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中国外交部の報道官は、中国は中東の平和と安定維持のため引き続き建設的な役割を果たすと述べました。
中国外交部の毛寧報道官は30日の定例記者会見で、記者からの、「先週、王毅外交部長がイランのアラグチ外相と会談し、中東情勢について踏み込んだ意見交換を行った。今年、中東の情勢は不安定で世界の注目を集めているが、中東問題に対する中国の立場とその役割について説明してほしい」との質問に応えました。
毛報道官は、王外交部長がイランのアラグチ外相との会談で、「中東問題に関しては、『四つの尊重』を順守すべきだ」と述べたことを紹介しました。それは、1.中東諸国の主権と領土保全の尊重 2.中東諸国の正当かつ合理的な懸念の尊重 3.中東の人々の自主的な選択の尊重 4.中東諸国の歴史的および文化的伝統の尊重という四つの基本的な原則です。王外交部長はその際に、「中東は中東の人々のものであり、大国の駆け引きの場ではなく、また域外諸国の地政学的な争いの犠牲になるべきではない。中東の混乱を収束させるための喫緊の課題は、即時停戦と暴力の停止、人道的危機の緩和、政治的解決の推進、対話と交渉の再開である。これが中東問題における中国の基本的な立場である」と示しました。
毛報道官は、「中国は、今後も中東の平和と安定維持のために引き続き建設的な役割を果たし、中東諸国が自主独立の発展の道を探ることを支持し、対話と協議を通じて問題の解決を図り、主権、独立、領土の保全を守り抜いていくことを断固として支持していく」と述べました。(提供/CRI)
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2024/12/30
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