チャオ・ルースー、自身の体調不良についてSNSに長文―中国

anomado    2025年1月2日(木) 12時0分

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1日、チャオ・ルースーが自身の体調不良について、SNSを通じてコメントを発表した。写真はチャオ・ルースー。

2025年1月1日、中国の人気女優チャオ・ルースー(趙露思)が、最近の自身の体調不良を巡ってさまざまな憶測が飛び交い、炎上気味になっていることを受けて、中国のSNS・微博(ウェイボー)の公式アカウントを通じて、最初で最後の回答として、長文のコメントを発表した。

24年12月27日にドラマ「恋人」の撮影中だったチャオ・ルースーが車いすに乗っている写真がSNSで拡散され、ぐったりした様子がネットユーザーを驚かせた。これを受けてチャオ・ルース―のマネジメント側のウェイボー公式アカウントが、チャオ・ルースーは12月18日に体調不良で病院で検査を受け、全ての仕事を中断し、静養中であることを発表した。この件について、ネット上では撮影や宣伝の多忙さから来た過労や、身長161センチなのに体重が40キロ以下にまで落ちているなどの憶測や、休養に入って10日後の発表だったことへの不満の声、チャオ・ルースーの公式アカウントが封鎖状態にあることへの説明を求める声などが上がっていた。

チャオ・ルースーは1日に公式アカウントを更新し、「最近発生した全てのアクシデントについて、最初で最後の回答をします。公共資源を私的に使うことをおわびします。今まで私は病気で仕事に穴をあけたり、周囲の人に迷惑をかけたことはありません。(中略)私は仕事を通じて多くの援助やサポートを受けることができました。自分は幸運で、恩義に感謝します。分かってもらえない面もあることも理解できます。あなたはいつでも希望する仕事を選択できるようサポートを受けることができます。なぜなら苦しかったり、疲弊するような環境からいつでも逃げる権利があるからです。誰もが不当な扱いを受けてきたり、そのような恐ろしい話があることも分かっています。サポートを得られず、虐待が激化しているのであれば、職業や年齢、性別に関係なく、それは間違いです。開き直っていないこと、我慢できないわけではないこと、不満があるわけではないことを証明するためにその傷を無理やり開くのは、限度を超えています。傷や病気の原因や深刻さを判断する資格は医師以外にはありません。最初は19年ごろに、気持ちを無理に抑える状況が重なり、大げさだ、開き直ればいいと思い、自分が神経質すぎて、心理面の問題を軽視していました。21年ごろになると、体中を虫が這いまわって刺すような感覚とアレルギー反応が強くなり、病院で注射を打ったり、薬を処方してもらっても緩解せず、精神科医を探してナーバスな情緒を緩める治療を始めました。23年には肺炎、肺気腫、バラ色粃糠疹(ひこうしん)、じんましん、寝不足、神経性難聴、親しい人が亡くなったりがんになるなど、さまざまなことが短期間のうちに続いて発生し、自分をおろそかにする状況が続きました。24年には吐き気やめまい、関節痛など明らかに体に症状が現れはじめ、アレルギーもひどかったのですが、当時は服用しているアレルギー標的薬の副作用だと思っていました。子どもの頃から私は何の才能もないと思い込み、勉強ができないから教師から体罰を受けるのは正しいことで、どんなことも自分の身から出たさびだと思っていました。大人になってから忍耐力もできたことで、自分のことは自分で処理し、誰にも助けを求める習慣を持つことができませんでした。後に出演作が評価されて、私はやっとこの習慣に勇気を持ってさよならを言うことができましたが、業界内でのデマや中傷、フェイクニュースという手切れ金を払わないと別れてくれないかのように、私は実は毎回傷つき、私への攻撃を止めることができませんでした。(中略)今まで病気のことは語りませんでした。私の病気の件を今でいう炎上ネタのようにしたくありませんでした。ただ、事ここに至っては皆さんに理解してもらいたい。気持ちを抑えるのも感情であり、病気にもなります。開き直ってなどと言うだけで解決することはできません。特に私と同じ思いをしているあなたに伝えたい。こんな状況下で本当に理解してもらうことは重要ではなく、ずっとつらい渦の中にいて救いがないことの議論を続けましょう。心の病を理解し、心の治療を重視しましょう。後悔は無駄な感情です。これは内心の矛盾を覆し、自分自身を確立しなおすための特別な時間を与える機会だと解釈してください」とつづった。

この投稿に対し、中国のネットユーザーからは「早く良くなってほしい」「新年の1日目に願うのは、泣きたい時に泣き、笑いたい時に笑うこと」「つらそうだ。よく休んでほしい」「命に別条がないなら安心だ」「あなたの周りの友人全てが永遠にあなたを愛している」「やりたいようにやってほしい。私たちはずっと応援している」などのコメントが寄せられた。(翻訳・編集/原邦之

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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