内モンゴルのスーパー、従業員の集団万引きで倒産―中国メディア

Record China    2025年1月4日(土) 10時0分

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1日、中国メディア・瀟湘晨報は内モンゴル自治区にあったスーパーマーケットが従業員による集団万引きで赤字となり倒産したと報じた。

2025年1月1日、中国メディア・瀟湘晨報は内モンゴル自治区にあったスーパーマーケットが従業員による集団万引きで赤字となり倒産したと報じた。

記事は、河南省在住の女性が内モンゴル自治区シリンホト市中心部の商業地域で経営していた3000平方メートルのスーパーマーケットが数年前に200万元(約4300万円)の負債を抱えて倒産したと紹介。その原因が、従業員が職権を利用して集団で店の商品を盗んでいたことにあったとし、同市公安局が21年9月に店舗従業員による窃盗事件として立件して捜査を進めていることを明らかにしたと伝えた。

そして、24年12月現在、女性が窃盗の証拠をつかんでいた従業員のうち11人が相次いで法的な制裁を受け、このうち8人が実刑判決を受けたと紹介した。

情報によると、経営者の女性は21年1月に夫の病気療養代を稼ぐために友人の親戚とスーパーを経営し始め、当初は黒字が出ていたものの7月に赤字がかさみ閉店に追いやられた。清算時に棚卸しをしたところ尋常ではないミスマッチが見つかり、監視カメラなどを調べたところ従業員による集団万引きが発覚。半年の間に鶏卵だけで6トン、総額10万8000元(約230万円)が従業員によって盗まれたとのことで、共同経営者も万引きに加担していたという。

この件について、中国のネットユーザーは「共同経営者まで万引きしていたなんて」「卵6トンってものすごいな」「どんなに昼夜通して警戒していても、身内の泥棒は防げないとはよく言ったものだ」「他人のことを軽々しく信用してはいけないね」「地元の大型スーパーが相次いで閉店したけど、こういった問題が確かに存在していると思う」「ECの発展もあって、こういったスーパーはどんどん姿を消していきそうだね」といった感想を残している。(編集・翻訳/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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