幼い頃に生き別れの男性、「実父」見つけるも16年後に赤の他人と判明―中国

Record China    2025年1月5日(日) 22時0分

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2日、中国・河南テレビ局の微博アカウント「小莉幇忙」は、幼い時に生き別れとなり16年前に再会を果たした「実の父親」が、今になって赤の他人であることが発覚したと報じた。資料写真。

2025年1月2日、中国・河南テレビ局の微博アカウント「小莉幇忙」は、幼い時に生き別れとなり16年前に再会を果たした「実の父親」が、今になって赤の他人であることが発覚したと報じた。

同アカウントによると、幼い頃に両親と生き別れて複数の家庭で育てられてきた河南省鄭州市に住む男性が25年間実の父親を探し続け、2008年に養父を通じてついに「実父」を名乗る人物と出会い「感動の再会」を果たした。その後16年にわたり「実父」と共に幸せな生活を送ってきたが、昨年に「実父」が病気にかかり、血液を採取してDNA検査を行ったところ男性と血縁関係が全くないことが発覚したという。

衝撃の事実に男性はショックを隠せなかったようで、2日にメディアの取材に応じ、「16年もの間だまされ続けた。本人だけではなくその親戚や近所の人までうそをつき続けていた。どうしてあの時、自分を実子と認知する必要があったのか。自分の両親は一体誰なのか」と語った。

この件について、中国のネットユーザーは「養父を通じてってことは、養父も男性をだますのに加担していたのではないのか」「養父が別人に売ったってことだろうな。男性が一日も早く肉親に出会えることを願うよ」「これは男性のショックが計り知れない」「この16年で肉親に出会うチャンスがどれだけ失われたことか」「16年前にちゃんとDNAを調べておけばよかったのに」といったコメントを残している。(編集・翻訳/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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