東南大学独自開発の空飛ぶクルマ、新年に初飛行―中国

人民網日本語版    2025年1月4日(土) 8時30分

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東南大学は1日、科学研究チームが独自に研究開発した中国初の分散型電気駆動空飛ぶクルマ「東大・鯤鵬1号」を発表した。

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東南大学は1日、科学研究チームが独自に研究開発した中国初の分散型電気駆動空飛ぶクルマ「東大・鯤鵬1号」を発表した。これは中国初の全輪操舵・全輪駆動で4軸8プロペラ構造の空飛ぶクルマであり、江蘇省初の陸空一体化空飛ぶクルマでもある。

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「東大・鯤鵬1号」完成機のサイズは2.1×1.2×1.5mで、最大離陸重量は500kg、航続時間は20分以上、最大飛行高度は300m以上。地上走行モードはハブ分散型電動駆動に基づき、電気油圧複合ブレーキを採用。最高速度は60km/h。


従来的な電動垂直離着陸機(eVTOL)は垂直離着陸航空機を主眼として開発されており、地上を移動する能力はないのに対し、「東大・鯤鵬1号」は陸空一体化構造で、地上輸送機の迅速な移動と空中輸送機の柔軟な移動能力の両方を兼ね備えている。同プロジェクトの責任者で、東南大学機械工程学院教授の殷国棟(イン・グオドン)氏は、「これは現在主流のドローン技術ロードマップではなく、自動車を主な輸送手段として使うものだ。地上走行と飛行移動を自由に切り替えることができる」と説明した。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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