中国自然資源部が2日に明らかにしたところによると、中国は生態系復元で著しい成果を収めており、第14次五カ年計画（2021～2025年）が実施されて以降、これまでに計27の「山水復元プロジェクト」が実施され、復元と整備の面積が500万ヘクタールを超え、廃鉱山や海岸、海浜湿地の修復が安定して推進されているとのことです。

自然資源部によると、第14次五カ年計画期間中、国家生態系安全保障システムの構築では27の山水復元プロジェクト、49の鉱山跡生態系復元モデルプロジェクト、63の海洋生態系保護復元プロジェクトが続々に実施されました。

うち山水復元プロジェクトの復元面積は累計500万ヘクタールを超え、鉱山跡の復元整備面積は3万300ヘクタールで、復元された海岸線の総延長は380キロを超え、海浜湿地は3万ヘクタールを超えました。また、中国のマングローブ林の面積は2001年時点より38％近く増加しました。中国はマングローブ林の面積が増えた、世界でも数少ない国の一つです。

自然資源部は、今後は各地方政府が国土空間の全体計画に基づき、国、重点区域、流域、海域、地方などの各レベルを見据えた国土空間の生態系復元の特別計画を整備するとともに、特化された行動計画を制定するよう促していく計画を示しました。（提供/CRI）