CRI online 2025年1月5日(日) 20時30分
拡大
中国郵政は5日、「乙巳(きのとみ)年(へび年)」の干支特別記念切手を発売しました。これは中国が発行した干支切手の第4弾です。
(1 / 2 枚)
【その他の写真】
今年の記念切手は2枚セットで、それぞれ「蛇呈豊稔(豊年をもたらすへび)」と「福納百祥(吉祥を納める福の字)」がデザインされています。同切手は敦煌の壁画や伝統的な民俗からインスピレーションを得たもので、へびのイメージと縁起の良さを巧みに組み合わせて、干支文化の独特な魅力を表しているだけでなく、素朴で柔軟な民間の知恵が詰まったデザインとなっています。
この切手をデザインした張旺さんによると、中国の伝統文化の中でへびのイメージはさほど珍しくなく、歴史資料や文化財、遺跡、さらには現代の象徴的な言語表現からインスピレーションを得たということです。切手の図案はとぐろを巻いたへびの生き生きとしたイメージを表しており、へびの体には縁起の良い文様が多くあしらわれて、より新年の雰囲気にマッチしています。また、へびが口に稲をくわえていることで、「倉廩(そうりん)実(み)つれば則(すなわ)ち礼節を知り、衣食足れば則ち栄辱を知る」の美しいイメージを表しています。
もう1人のデザイナーの潘虎さんは、「へびのイメージには多少違和感を感じる人もいると思うが、2枚目の『福納百祥』では、3匹の蛇の生き生きと動く体が巧みに『福』の字を構成しており、へびへの違和感が多少減ったのではないだろうか。そうした工夫をすることで、より温もりのあるめでたい雰囲気を出そうとした」と語りました。
これまで中国では1989年、2001年、2013年の3回、へび年の干支特別記念切手を発行しています。(提供/CRI)
この記事のコメントを見る
Record Korea
2025/1/5
Record China
CRI online
2025/1/4
ピックアップ
we`re
RecordChina
お問い合わせ
Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら
業務提携
Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら
この記事のコメントを見る