中国ドラマ「三人行」の契約解除騒ぎ、監督がトラブルの経緯を語る

anomado    2025年1月7日(火) 9時0分

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クランクインしたばかりの中国ドラマ最新作「三人行」で発生したトラブルについて、同作の監督が中国のSNSに長文を投稿して事情説明を行った。写真はリー・ミンドー。

クランクインしたばかりの中国ドラマ最新作「三人行」で発生したトラブルについて、同作の監督が中国のSNS・微博(ウェイボー)に長文を投稿して事情説明を行った。

「三人行」に出演する俳優リー・ミンドー(李明徳)が4日、ウェイボーで主演俳優への批判を展開して注目された。同作は人気俳優マー・ティエンユー(馬天宇)の主演作だが、投稿の内容は度重なる遅刻や不真面目な態度を指摘するものだった。これに対し、「三人行」の制作側は同日、リー・ミンドーとの契約解除を発表した。

「三人行」のホー・ユードアン(賀羽端)監督が5日、ウェイボーに長文を投稿。リー・ミンドーについて、キャスティングから契約解除に至るまでの経緯を詳細に記した。この文章で監督は、リー・ミンドーの直情的とも思える真っ直ぐな性格を高く買い、過去作の現場から聞こえてきた多くの反対の声をあえて無視して起用を決めたこと、最初の食事会で2時間半遅れてやって来たリー・ミンドーに、精神疾患を抱えていたものの自力で治したことを告げられたことをつづった。

その後、台本の読み合わせに遅れた上に、連絡がつかなくなったこともあったが、泣いて謝るリー・ミンドーをその時は許したことや、撮影現場から急に姿を消し、二度としないと反省を示した直後に再び姿を消し、現場の備品を破壊してスタッフを怖がらせることがあったと説明。メンタルに何らかの問題を抱えていると疑わざるをえないことが多発したため、撮影を順調に進めるため契約解除を決定したという。

なお、リー・ミンドーに高慢だと指摘されたマー・ティエンユーについては、こういった騒動が勃発して重圧が大きい中でも、4日は深夜まで撮影を続け、「真面目で優しく、こちらの要求に必ず合わせてくれる」と記した。

事情説明を行った監督の長文に対し、リー・ミンドーは監督との通話アプリのやり取りを公開して自身の正当性を主張。その主張に対し、ウェイボーでは支持者も多く集まるなど、新たな展開を見せている。リー・ミンドーのウェイボーのフォロワー数は騒動前の425万人から5日には700万人を突破し、急激に数を増やしている。(Mathilda

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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