日本のパスポートは「最強」ではあるが……投稿に反響=「確かに」「経済が30年も停滞したから」

Record China    2025年1月8日(水) 8時0分

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中国のSNS・微博(ウェイボー)で、「世界最強」とも言われた日本のパスポートのある特徴を指摘する投稿があり、注目を集めた。

中国のSNS・微博(ウェイボー)で、「世界最強」とも言われた日本のパスポートのある特徴を指摘する投稿があり、注目を集めた。

微博フォロワー120万を超える作家の雷斯林Raist氏は5日、「日本のパスポートは世界で最も有用なパスポートの一つであり、ビザを免除される国が非常に多いが、日本でパスポートを持っている人はとても少ない」と指摘。「昨年の時点で、日本でパスポートを持っている人はわずか17%であり、先進国の中ではほぼ底辺だ」とした。

そして、「韓国は40%、米国は48%、オーストラリアは57%で、(経済的に海外に行くことができない人が大勢いる)中国でさえ14%と、日本と大差のない数字である」とし、「私が海外に行く際には毎回、韓国人や米国人、ドイツ人を多く見かけるが、日本人はほとんど見かけない」とつづった。

この投稿に、中国のネットユーザーからは「確かに海外で日本人に出会わない」「個人の感覚で言うと、2006年にドイツに行った時は日本人の旅行者をよく見かけたが、去年またドイツに行ったら日本人はほとんどいなかった」「日本人は海外旅行があまり好きじゃないのだろう。日本では販売されている商品もとにかく国産をうたっていて輸入品よりも高い扱い。こっち(中国)とは真逆」「日本人はますます『オタク』になってる。世界を探索しようという心を失ってしまったんだ」といった声が上がった。

また、「時代の変化だろう。1980~90年代には日本人は世界中を旅行していた」「日本は数年前まで海外旅行が大好きだった。おそらく単純に経済的な原因だろう」「日本経済は30年も停滞し、庶民の手元にはお金が少ないからだ」「近年は円安がものすごかったから、日本人にとって海外旅行は割に合わなかった。自国内に観光できる場所がたくさんあるしね」「今は世界中で旅行ブームだ。日本人は人が多い場所には行きたくないんだと思う」といった意見も。

一方で、「変だな。ヨーロッパでよく日本人に間違えられるんだが…」「ハワイには日本人が多いけどね」「オーストラリアも老若男女問わず日本人が結構いるよ」「台湾にも日本人観光客が多い」など、特定の場所を好んで訪れる人はいるとのコメントも少なくなかった。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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