運航時間を増やしたチェジュ航空、昨年前半「整備遅延」最多=韓国ネット「乗客の安全のため」

Record Korea    2025年1月6日(月) 19時0分

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6日、韓国・聯合ニュースなどによると、韓国の航空会社の中で24年上半期に「航空機の整備」が理由で定刻通りに出発・到着できなかった航空便の数を調べた結果、チェジュ航空が最多だった。

2025年1月6日、韓国・聯合ニュースなどによると、韓国の航空会社の中で24年上半期に「航空機の整備」が理由で定刻通りに出発・到着できなかった航空便の数を調べた結果、チェジュ航空が最多だった。

記事によると、チェジュ航空は24年上半期に運航した5万2883便のうち整備のため遅延が発生した航空便が536便に上り、韓国の航空会社10社の中で最も多かった。チェジュ航空は23年にも、整備のための遅延が943件発生していた。

チェジュ航空の場合、1カ月当たりの平均航空機運航時間が20年は174時間、21年は132時間、22年は208時間だったが、23年は412時間に急増。24年7~9月期は418時間だった。

韓国国土交通部は現在、先月29日に務安(ムアン)国際空港で起きたチェジュ航空機の爆発・炎上事故の原因をめぐり、チェジュ航空から整備履歴資料の提出を受けて事故との関連性を調査している。チェジュ航空側から整備遅延件数の増加に関して説明はなかったが、整備士を25年上半期に38人、下半期に27人それぞれ採用し、約560人に規模を拡大する計画を発表したという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「事故の原因は務安国際空港のコンクリート構造物だったと調査されたはず」「チェジュ航空に問題はなかったとは言い切れないが、決定的な原因は空港にある」「務安国際空港の設計者と許可を出した人、コンクリート構造物をつくった責任者は誰?」「なぜ航空会社の過失にしようとするのか」「整備のために出発時刻を遅らせるのは悪いことではない。乗客の安全のためだから」「今回の事故とは別に、整備士の増員は必要だ」などの声が上がっている。(翻訳・編集/堂本

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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