哪吒汽車の公式サイトが「音信不通」に、新たに10億元相当の株式凍結―中国メディア

Record China    2025年1月7日(火) 11時0分

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中国メディアの深セン商報は6日、哪吒汽車の公式サイトが「音信不通」になったとする記事を掲載した。

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中国メディアの深セン商報は6日、哪吒汽車の公式サイトが「音信不通」になったとする記事を掲載した。

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記事によると、SNSの微博(ウェイボー)で同日朝、「哪吒汽車」というワードがトレンド上位に浮上した。

哪吒汽車は中国の新興電気自動車(EV)メーカーの合衆新能源汽車が2018年に立ち上げた新ネルギー車ブランドで、ウェイボーでトレンド上位に浮上したきっかけは、同ブランドの公式サイトが「システムメンテナンス中」と表示されたままとなっていたため。現在は正常に表示されている。

2014年創業の合衆新能源汽車を巡っては24年11月に資金繰りの悪化が表面化した。資金繰りの目安になる現金および現金同等物の残高は、22年末時点の67億5000万元から23年末には28億3000万元に減少していた。


哪吒汽車によると、24年1~9月の販売台数は8万5908台で、10月以降は月間販売台数を公表していない。中国の自動車業界団体、中国自動車流通協会乗用車市場情報聯席分会によると、哪吒汽車の10月の販売台数は前年同月比40%減の6002台、1~10月の販売台数は前年同期比16%減の9万2000台で、年間販売台数目標30万台に遠く及ばない。22年には年間販売台数15万2000台で「造車新勢力」と呼ばれる新興メーカー群でトップに立っていた。

合衆新能源汽車を巡っては3日に株式の凍結に関する新たな情報が企業情報サイトの天眼査に掲載された。それによると、被執行企業は哪吒新能源汽車制造有限公司で、総額10億元(約210億円)相当の株式が25年1月3日から28年1月2日まで凍結される。執行裁判所は浙江省桐郷市の人民法院。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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