<卓球>孫穎莎、陳夢に負けたパリ五輪の決勝映像「まだ見ていない」

Record China    2025年1月7日(火) 20時0分

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卓球女子シングルスで世界ランキング1位の孫穎莎はこのほど、卓球専門誌のインタビューで、同じ中国の陳夢に負けたパリ五輪女子シングルス決勝の映像について「まだ見ていない」と明らかにした。写真は孫。

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卓球女子シングルスで世界ランキング1位の孫穎莎(スン・インシャー)はこのほど、卓球専門誌のインタビューで、同じ中国の陳夢(チェン・モン)に負けたパリ五輪女子シングルス決勝の映像について「まだ見ていない」と明らかにした。

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孫によると、決勝の映像は見ていないものの、これまでに何度も頭の中で振り返ることはしていたといい、「あの試合での夢姐(陳夢)のパフォーマンスは私の想像を上回るものだった。準備段階からコート上での心身の状態、そしてパフォーマンスに至るまで私より良かった」と語った。

中国では孫の人気が非常に高く、孫が前回の東京大会に続いて陳に敗れると、一部の孫のファンが陳に向けて中指を立てたり、ヤジを飛ばしたりし、SNS上でも陳に対する誹謗(ひぼう)中傷が激しさを増したことが報じられた。

陳夢

孫はパリ五輪後のテレビ番組のインタビューで、「シングルスは選手にとって、特に世界ランク1位の選手にとって、五輪の金メダルの重要さをあなたも重く見ていたと思うが、残念ながら敗れてしまった」と聞かれ、「残念だったとか、夢を実現できなかったとか、グランドスラムを達成できなかったとか、記録を破れなかったとか、そういう声が無形の圧力になる。ネット上で人々が何を言うかをコントロールすることはできないから。負けた後は悲しかったが、少なくとも私には次の4年を追いかけるチャンスがある」とし、遠くパリまで中国から応援に駆けつけた多くのファンに対しては、感謝の気持ちを述べた上で、「勝ち負けを理性的に受け止めてほしい」と求めた。

陳は昨年10月、テレビ番組のインタビューで、自国ファンからの誹謗中傷について、初めは自分に影響しないと思っていたが、何度か目にして不快に感じるようなり、自分でSNSを開いてしまうのをコントロールできず、SNSアプリをアンインストールするしかなかったと苦悩を語った。陳はその後、心の落ち着きを取り戻し、「今では批判的なコメントを見ても笑って受け流せるようになった」という。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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