2025年1月7日、韓国・JTBCによると、インドネシアサッカー協会がインドネシア代表のシン・テヨン監督を解任すると発表したことを受け、シン監督の息子でKリーグの城南FCに所属するシン・ジェウォン選手が協会を強く批判した。

記事によると、インドネシアサッカー協会のエリック・トヒル会長は6日、「選手たちが同意できる戦略を効果的に適用するリーダーシップが必要だ」として、シン監督との契約終了を発表した。

シン監督は4年前にインドネシア代表監督に就任し、インドネシアサッカーのレベルを引き上げたと高く評価されてきた。

電撃解任が報じられた後、息子のシン選手は「5年間でFIFAランキングを50ランク引き上げ、ワールドカップ（W杯）予選3位という結果を残したのに解任だと？」と怒りをあらわにした。

また「監督なしでどこまで行けるか見てみよう」「父に対する協会の5年間の扱いについて言いたいことはたくさんあるが、伏せておく」などとも述べたという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「インドネシアは戦闘機開発の時もそうだった。韓国にとって裏切りの象徴になりつつある」「KF-21事業でも技術だけ盗んで分担金は支払わず、まるで『食い逃げ』状態」「調子の良い時は自分たちの努力の成果で、悪い時は監督のせいなの？」「インドネシアサッカーも終わったな。失って気づいても遅いよ」などの声が上がっている。

一方で「契約関係なのだから裏切りも何もない。また別の道を見つけて進めばいい」「シン監督の今後を応援しています」「息子が騒いだところでインドネシアから嫌われるだけ。『さらなる成長を願っています』とリップサービスして終わらせた方がむしろ惜しまれるし、人気が出る」「5年もやれば十分。息子の気持ちも分かるけど、そういうことは家で2人の時にしなよ。みっともない」との声も見られた。（翻訳・編集/堂本）