「旭日旗だ」と韓国から猛抗議を受けた日本の漫画家が謝罪を拒否=韓国ネット「こんなものにまで文句を…」

Record Korea    2025年1月8日(水) 19時0分

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8日、韓国・ソウル新聞は「日本の人気漫画を連載中の作家が描いた年賀状に対し『旭日旗を連想させる』との主張が韓国の読者を中心に広がっている中、当該作家が『旭日旗ではない』と反論した」と伝えた。資料写真。

2025年1月8日、韓国・ソウル新聞は「日本の人気漫画を連載中の作家が描いた年賀状に対し『旭日旗を連想させる』との主張が韓国の読者を中心に広がっている中、当該作家が『旭日旗ではない』と疑惑を全面否定した」と伝えた。

漫画「金色のガッシュ!!」などで知られる漫画家の雷句誠氏は1日、自身のSNSに年賀状を投稿した。年賀状には「今年もガッシュ2をよろしくね」とのメッセージと漫画のキャラクターのイラストが描かれ、その背景には黄色と白の線が放射線状に広がるデザインが施されていた。

ところが投稿後、韓国の読者から「背景が旭日旗を連想させる」と指摘する声が上がった。さらに、4日には「金色のガッシュ韓国ファン一同」の名義で声明文が投稿された。声明文は「旭日旗は単なる模様ではなく、日本帝国主義と軍国主義を象徴する旗」として、雷句氏に年賀状の修正と謝罪、歴史的事実に対する再学習を求める内容だった。

これに対し雷句氏は「謝罪や絵の削除といった要求には応じられない」との立場を示し、「(問題のデザインは)年賀状の縁起物である日の出をイメージしたもので、『旭日旗』という主張はどうしても理解できず、無反応、そして過激なものに関してはブロックしていた」「この年賀状のイラストは日本の読者に向け、おめでたい雰囲気の年賀状を届けたくて描いた」などと説明。

さらに「韓国の方々に不快感を与えるために描いたのではない」とし、「旭日旗に関する表現はこれからも注意するが、今回の謝罪や絵の削除といった要求には応じられない」と強調した。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「どう見ても旭日旗だよ」「この作家の作品を永久に出版禁止にしてほしい」「何か隠された意図があるのではないかと疑ってしまう」などの声が上がっている。

一方で「旭日旗と言えるのか微妙。これが旭日旗なら、北マケドニアにも国旗の変更を求めるべきでは?」「赤と白なら分かるけど…。こういうデザインはどこにでもある」「どの部分が旭日旗なのかしばらく考えてしまった。こんなものにまで文句を言っていたら、いざ正当な抗議をするときに誰にも聞いてもらえなくなるよ」などと指摘する声も見られた。(翻訳・編集/堂本

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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