Record China 2025年1月9日(木) 14時0分
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8日、香港メディア・香港01は、中国で3種類目の第6世代戦闘機とみられる機体または模型を米国企業の衛星写真がとらえたと報じた。
2025年1月8日、香港メディア・香港01は、中国で3種類目の第6世代戦闘機とみられる機体または模型を米国企業の衛星写真がとらえたと報じた。
記事は、米国の商業衛星企業プラネット・ラボが1日に撮影した衛星画像で、遼寧省にある瀋陽飛機工業集団の工場併設空港北端に、中国で3種類目の第6世代戦闘機とみられる機体または模型が映っていたと紹介。機体の全長は約15メートルで、翼幅はやや広く、これまでの2機種とは全く外観が異なるほか、改良型のダイヤモンド形デルタ翼プラットフォーム、幅広の中央機体部分、2つの上部エンジンナセルを含む設計であると伝えた。また、尾翼は確認されず、機体の色は黄色または茶褐色がベースで、中国の試作軍用機に見られる下地塗装の特徴と一致するとも指摘した。
その上で、今回衛星画像が捉えた機体または模型について、米国メディアが「中重量級の有人戦術コンセプト機である可能性や、無人戦闘機である可能性がある。外観は瀋陽飛機工業集団が現在保有するフランカー戦闘機シリーズやFC-31/J-35ステルス戦闘機とは異なる。中国が新たな第6世代戦闘機の開発を模索している可能性を示唆するもの」との見解を示したことを伝えた。
記事はさらに、衛星画像では湖北省武漢にある「空母楼」の「甲板」上でも新たな黒い実物大の模型が確認されたと紹介。専門家が近く配備予定の艦載機型に関連する可能性を指摘しており、具体的な用途についてはさらなる分析が必要であるとの考えを示したとしている。そして「中国当局はこれらについて公式なコメントを出していないものの、これらの発見は中国が航空技術分野で研究開発を進めていることを改めて浮き彫りにした」と評した。
中国の新型戦闘機をめぐっては、昨年末に四川省成都市と遼寧省瀋陽市でそれぞれ異なる第6世代戦闘機の試作機が初飛行する映像が撮影されたと報じられたばかりであり、中国が第6世代戦闘機の開発を急ピッチで進めている可能性が指摘されている。(編集・翻訳/川尻)
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