タイに滝を見に行った中国人女性2人が行方不明に―香港メディア

Record ASEAN    2025年1月10日(金) 13時0分

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9日、香港メディア・香港01は、タイを訪れていた中国人女性2人がミャンマーで行方不明になり、家族が身代金を要求されたと報じた。

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2025年1月9日、香港メディア・香港01は、タイを訪れていた中国人女性2人がミャンマーで行方不明になり、家族が身代金を要求されたと報じた。

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記事は、20代の女性2人が昨年12月27日に旅行でタイを訪れた後、だまされてミャンマーに入国し、消息がつかめなくなったと家族が助けを求めていると紹介。2人はタイの観光スポットとなっている滝を訪れた後、夜に「友人」と称する人物が手配した送迎車に乗ったと伝えた。

情報によると、その後2人は別の車に乗り換えを強要された上、車内で身体の自由を奪われるとともに携帯電話のSIMカードを抜き取られたという。2人を乗せた車はそのまま国境を越えてミャンマーに入っていったという。


記事は、測位システムによると2人がミャンマー入国後に南東部のカレン州のミャワディに連れ込まれた可能性があると伝えるとともに、家族の話として加害者は2人の解放条件として20万元(約430万円)の身代金を要求していると報じた。

また、2人のうち1人の父親は、娘がSNSを通じて「絶望している」「生きる希望がない」といったメッセージを送信してきたと明かした上で、2人が深刻な状況にあるとの懸念を示したことを伝えている。

記事によると、中国大使館と現地警察が調査を進めているものの、具体的な進展は得られていないという。最近、タイ・ミャンマー国境で中国人の失踪事件が相次いでおり、その背景にはミャンマー国内で横行する人身売買や詐欺があると見られている。今月3日にも中国の俳優シンシン(星星)さんが失踪してその後保護され、ミャンマーで人身売買の被害に遭ったと報じられたばかりだ。(編集・翻訳/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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