バイ・ルー（白鹿）とアオ・ルイポン（敖瑞鵬）主演の中国ファンタジー時代劇「白月梵星」が好調な滑り出しを見せている。

「白月梵星」は7日、動画配信サービス・愛奇芸（iQIYI）で配信をスタートした。恩返しのため修仙の修行をする城主の娘「白爍」が、魔神の「梵樾」が持つ古代の霊物・無念石の作用をきっかけに、互いを利用する関係から愛を育み、手を携えて最強の悪魔に立ち向かうストーリーだ。

映画・ドラマのデータベース「猫眼」では、ドラマの影響度と人気を示す熱度ランキングで、ヤン・ズー（楊紫）とリー・シエン（李現）主演の「国色芳華」に次ぐ2位の位置を、ワン・ホーディー（王鶴棣）主演の話題作「大奉打更人」と争うバトルを繰り広げている。しかし、TikTok中国国内版「抖音（ドウイン）」の「白月梵星」公式アカウントなどが公開するドラマ関連のショート動画は有効再生回数が30億回を突破。配信中の新作ドラマの中でトップの数字を示している。

バイ・ルーはこれまで、レオ・ロー（羅雲熙）、アレン・レン（任嘉倫）、シュー・カイ（許凱）など数々の人気俳優と共演。どの俳優ともカップル感を醸し出すことから、誰とでもマッチする意味を示す「百搭体質」の持ち主とされる。「白月梵星」でもアオ・ルイポンとの共演が早くも好評で、バイ・ルー自身もインタビューで撮影開始時からとてもスムーズになじめたことを語っている。

バイ・ルーによると、アオ・ルイポンは作品で演じるクールな「梵樾」と正反対で、「静かに黙っている時がない」ほどにぎやかだという。いるだけで現場が明るくなり、「常に朗らで、そのメンタルは尊敬に値する」とも語っている。また、アオ・ルイポンの大きな特徴として肩幅の広さを挙げ、「前に立たれるとまるで壁みたい。今まで会った俳優の中で一番肩幅が広い」と話している。（Mathilda）