【CRI時評】この35年続く伝統 今年はどんな新味?

CRI online    2025年1月12日(日) 20時50分

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中国共産党中央政治局委員・外交部長の王毅氏が11日に終えたアフリカ歴訪を巡り、現地の多くのメディアがこのように評価した。

「中国とアフリカの互恵ウィンウィンパートナーシップはより一層の発展が見込まれる」「中国はアフリカの安全保障能力構築強化への支持を約束した」「中国はアフリカの国々への内政干渉に反対する」ーー。中国共産党中央政治局委員・外交部長の王毅氏が11日に終えたアフリカ歴訪を巡り、現地の多くのメディアがこのように評価した。

中国の外交に詳しい人なら誰でも知っていることだが、中国の外交部長は毎年最初の外遊先にアフリカを選び、そしてこの伝統は35年も続いている。今年は中国・アフリカ協力フォーラム発足25周年に当たり、北京サミットの成果を着地させる開始年でもある。こうした中、中国の外交部長が1年の始まりにナミビア、コンゴ共和国、チャド、ナイジェリアの4カ国を訪れたことは、中国とアフリカの「新年の集い」の実践だけにとどまらず、北京サミットの成果の着地を後押しするものだ。

コンゴ共和国は中国・アフリカ協力フォーラムのアフリカ側共同議長国であり、ナイジェリアはアフリカの経済大国であり、ナミビアと中国の伝統的友好は深く厚い。中国は今回の訪問を通じて、アフリカとの協力を深化させ、手を携えて現代化を推進する心からの願いを示した。

中国の習近平国家主席は昨年9月の中国・アフリカ協力フォーラム北京サミットで、中国はアフリカの全ての国交樹立国との二国間関係を戦略的関係のレベルに引き上げ、中国・アフリカ関係の全体的位置付けを新時代の全天候型中国・アフリカ運命共同体に格上げすると宣言した。中国はまた、中国とアフリカが手を携えて「六大現代化」と「十大パートナー行動」を推進していくことも提唱した。

全般的に見ると、アフリカの国々にとって当面の最大の関心事は安全保障と発展だ。中国がアフリカとの協力を発展させるのは決して自身の要望をアフリカ側に押し付けるためではなく、互恵ウィンウィンの原則にのっとってアフリカ側の発展への願いと関心に重きを置いて応えるためだ。中国はチャド、ジブチ、マダガスカル、コンゴ共和国などと経済・技術協力協定を締結し、実際の行動でアフリカと発展の機会を共有している。

アフリカには「同行者こそ真の友」ということわざがある。新たな青写真の導きの下、中国とアフリカの協力は新たな1年に「加速度」を増し、北京サミットの成果のより多い「早期収穫」を後押しし、グローバルサウスの団結と振興を後押しし、世界の平和と発展の維持に28億人の「中国・アフリカの力」を捧げることが見込まれる。(CRI論説員)

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