習近平国家主席は13日午前、北京の人民大会堂で、中国を公式訪問中のグレナダのミッチェル首相と会談しました。

習主席は、「中国とグレナダは国交回復以来20年間の関係発展の成功経験を総括し、両国関係の長期的かつ高いレベルでの発展のために新たな青写真を描くことが必要だ。中国の発展はグレナダを含む各国に新たな発展のチャンスをもたらす。南南協力の枠組みの中でグレナダの経済と社会の発展を支援し、新エネルギー、グリーン・低炭素、デジタル経済などの分野で協力の新たなハイライトを作りたい。中国はグレナダの気候変動対応能力と防災・減災能力の向上を支持し、気候変動問題において国際社会が小島しょ国の懸念と訴えを重視するよう引き続き働きかけていきたい」と述べました。

ミッチェル首相は、「中国共産党は人民を中心とする発展理念を堅持し、中国をリードして偉大な発展の成果を上げ、発展途上国のために模範を打ち立てた。グレナダは中国から国政運営の経験を学びたい。中国は『グローバルサウス』のリーダーであり、大小を問わずすべての国の平等を一貫して主張し、各国の主権と領土保全を尊重し、国際問題における言行は一致しており、ますます重要な役割を果たしている。グレナダはしっかりと中国と共に立ち、三つのグローバルイニシアチブを確実に実行して、世界の平和と安定を守っていきたい」と表明しました。（提供/CRI）