中国外交部の郭嘉昆報道官は13日の定例記者会見で、「第11回中英経済金融対話では69の成果が上がり、世界経済成長に新たな目玉が追加された」と述べました。

今回の対話は何立峰副総理と英国のリーブス財務相が共催したもので、互恵とウィンウィンをもたらす69の成果が上がりました。

郭報道官によると、双方は両国の協力は両国の発展に資するとの見方で一致し、世界の生産供給チェーンの安全と円滑さを共に維持することや、「デカップリング」への反対を確認しました。また、投資の障害を双方向で低減し、非差別的で開放的なビジネス環境づくりを促進することで合意しました。

同対話では双方が産業、農業、エネルギー協力をめぐって多くの共通認識に達し、中英による次回の経済貿易連合委員会と科学技術連合委員会、産業協力対話を早急に開催し、両国が現代産業のパートナーシップを深化させ、世界の気候変動への対応における協力を強化することで合意しました。

双方はこのほか、金融が両国協力のハイライトだと強調し、金融政策や金融監督管理における協力を強化する意向を示すとともに、金融市場の双方向型の開放と相互接続について多くの実務的成果を達成しました。

郭報道官は今回の対話の成果について「中英関係に新たな動力を注入し、世界経済成長に新たな目玉が追加された」と強調しました。（提供/CRI）