Record China 2025年1月16日(木) 8時0分
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中国メディアの環球時報はこのほど、「日本人の年越しではペットまで豪華なおせちにありつける」との記事を掲載した。
記事はまずおせちについて、「日本人が新年に食べる豪華な食事であり、伝統的な習慣である。焼き物や煮物など、多種多様な食材を用いた料理で構成され、外装は非常に美しく、見た目と味の両方を兼ね備えている」と紹介した。
その上で、「日本でペット経済が発展し、家庭内でペットの地位が向上していく中、日本人は自分たちだけでなくペットにもおせちを用意し、共に祝う風潮が広まっている」と説明。「業界もこうしたニーズを逃さず、百貨店や飲食店がペット向けおせちを続々と展開し、中には価格が1万円を超えるものもある」とした。
そして、埼玉県のある精肉店では牛肉やりんご、タケノコなどを用いた48種類の料理が入ったペット用おせちが1万3800円で販売されていること、福岡県のペットショップでは冷凍のペット向けおせちが販売されており、価格は数千円程度ながら塩分に配慮するなどペットの健康にも配慮されているほか、中には人が食べることもできる料理が含まれていることを紹介し、こうした商品の売上は年々増加傾向にあると伝えた。
記事は、ペット用おせちブームの背景にはペットの家庭内での地位向上があると指摘。「人々はペットを家族やパートナーと見なすようになり、食事や遊び、旅行などに連れていく機会が増えている。ペットの健康や感情に対する関心も高まり、人間と同じような生活を体験させたいと望むようになっている」とし、こうした需要の後押しを受けてペット用の食事の見た目や質が上がっているとした。
また、「犬は主人とのつながりを強く望む動物であり、同じ物を食べたり、同じ場所に行ったりすることで、さらに多くの喜びを感じる。犬は主人の感情を感じ取ることができ、主人がペットのためにおせちを用意することで、主人も犬も共に喜び、感情的な共鳴が生まれる」とする一方、専門家からは人間とペットでは食性が違うため与えるものには注意が必要との見方も出ていることを紹介した。
記事はこのほか、ペット向けのおせちが人気になっている背景として、写真を撮影するいわゆる「映え」への意識もあり、きれいで豪華なペット用おせちの写真をSNSで共有することで知人に自分とペットの幸せな様子を伝えることができ、それが自己顕示欲を満たしている側面もあると伝えた。(翻訳・編集/北田)
ころすけ君おせち料理わんこおせちとっても喜んでくれました#dotwan#ドットわん辰おせち https://t.co/HjQn1GbeAo pic.twitter.com/pNTmf3Lwf5— ころすけ君 2014年10月1日生まれの9才 (@iC6idqmc73qEuSj) January 3, 2024
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