中国国家移民管理局は14日の記者会見で、2024年の移民管理業務の主要なデータを発表しました。

それによりますと、24年に全国の移民管理機構が検査した出入境者は前年比43．9％増の延べ6億1000万人でした。うち中国大陸部住民が同41．3％増の延べ2億9100万人、香港・マカオ・台湾住民が同38．8％増の延べ2億5400万人、外国人が同82．9％増の延べ6488万2000人でした。

普通パスポート発行数は前年比26．5％増の2331万9000冊でした。中国大陸部住民向けの香港・マカオ・台湾往来ビザ発行数は同9．8％増の9451万4000件でした。香港・マカオ・台湾住民向けの中国大陸部往来通行証の発行数は257万8000件で、23年のコロナ後の発行ピーク時と比べてやや減少しました。外国人へのビザ発行数は同52．3％増の259万7000件で、ビザなしで入国した外国人は同112．3％増の延べ2011万5000人でした。

移民局政務サービスプラットフォームは延べ1億3000万人の中国人と外国人に問い合わせなどのサービスを提供し、延べ3407万人の香港・マカオ・台湾住民、海外華僑、外国人に無料の身分照合サービスを提供しました。国家移民管理機構12367サービスホットラインは中国人と外国人から問い合わせや意見・提案などの電話708万4100件を受理し、平均満足率は99．36％に達しました。（提供/CRI）