2日間に8錠の解熱剤を服用、武漢市の男性が大変なことに―中国

Record China    2025年1月16日(木) 0時0分

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14日、香港メディア・香港01は、湖北省で男性が解熱剤を2日連続で服用したところ急性腎障害を引き起こしたと報じた。

2025年1月14日、香港メディア・香港01は、中国・湖北省で男性が解熱剤を2日連続で服用したところ急性腎障害を引き起こしたと報じた。

記事によると、湖北省武漢市在住の男性劉(リウ)さん(33)がこのほど風邪を引いて発熱し、自ら家にあった風邪薬と解熱鎮痛剤のイブプロフェンを服用した。初日にイブプロフェンを4錠飲み、翌日昼間に2錠飲んだところ体温が徐々に下がり始め、再発熱を防ぐ目的で夜にさらに2錠飲んだという。

すると、腰痛や倦怠感、吐き気などの症状が出たため急きょ病院で診察を受けることに。検査の結果血中クレアチニン濃度が成人男性の正常値の6倍以上に跳ね上がっており、腎機能が著しくダメージを受けていたことが分かった。

記事は、医師が「イブプロフェンは通常、1日に1~2回、1回1錠の服用が推奨されており、医師の指示を守って服用しなければならない。自己判断で用量を増やせば、症状の緩和に効果がないばかりか、薬の副作用リスクを大幅に増加させる恐れがある」と警告するとともに、大量に汗をかいた後に適切な水分補給を行わないと、体が脱水状態に陥り、腎臓への負担がさらに増大すると指摘したことを伝えた。

医師はさらに、解熱鎮痛剤を服用しても症状が改善しない場合は、早期に医療機関で受診して病状の進行を防ぐこと、現在流行がピークになっているインフルエンザの感染対策として手洗いやうがいなどを徹底することを呼び掛けた。(編集・翻訳/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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