2014年9月24日、韓国・中央日報によると、韓国で開かれている仁川アジア大会で、チケットをめぐるトラブルが続発している。鳳凰体育が伝えた。

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野球は韓国で人気のスポーツだ。韓国チームの初戦となるタイ戦のチケットは入手困難な状態だった。ファンたちはその理由を、チケットを買い求める人が多かったのだと思ったが、彼らがテレビ中継で目にしたのは、3分の1ほどが空席になっているスタンドだった。

アジア大会開幕前に、仁川政府は一部の大企業にチケットを購入するよう要請し、残ったチケットは無料で配っていた。これはスタンドに空席が目立つという“気まずい状況”を回避するための措置だが、チケットを手にした人たちの多くは会場に足を運ばなかった。

韓国女子バレーボールの初戦でも、スタンドは半分ほどしか埋まっていなかったが、大会組織委員会は2万6500人の観客が入場したと発表。これは明らかな嘘だ。韓国のスポーツファンからは「なぜ人気スポーツのチケットを興味のない人に無理やり買わせたのか」と疑問の声が上がっているという。（翻訳・編集/TK）