1位は「鬼滅」、2位は「フリーレン」、台湾KKTVの2024年アニメ年間視聴ランキング!

Record China    2025年1月16日(木) 20時0分

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15日、台湾メディアの三立新聞網は、台湾の動画配信サービス・KKTVが24年のアニメ年間視聴ランキングと第6回「K劇大賞アニメ賞」の受賞作品を発表したと報じた。写真は忘却バッテリー。

2025年1月15日、台湾メディアの三立新聞網は、台湾の動画配信サービス・KKTVが24年のアニメ年間視聴ランキングと第6回「K劇大賞アニメ賞」の受賞作品を発表したと報じた。

年間視聴ランキングの1位は「鬼滅の刃」柱稽古編、2位は「葬送のフリーレン」、3位は「【推しの子】」第2期、4位は「俺だけレベルアップな件」、5位は「マッシュル-MASHLE-」、6位は「怪獣8号」、7位は「転生したらスライムだった件」、8位は「ダンダダン」、9位は「シャングリラ・フロンティア ~クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす~」、10位は「WIND BREAKER」だった。

第6回「K劇大賞アニメ賞」では、計13の賞が設けられ、最優秀アニメ作品賞と最優秀ストーリー賞は「忘却バッテリー」、最優秀男性声優賞は同作の要圭(かなめけい)が選ばれた。また、最優秀アニメ化作品賞に「負けヒロインが多すぎる!」、最優秀女性声優賞および最も魅力的な女性キャラクター賞には同作の八奈見杏菜(やなみあんな)が選ばれた。

このほか、最優秀オリジナルアニメ作品賞には「勇気爆発バーンブレイバーン」、最優秀美術デザイン賞には「【推しの子】」第2期、最優秀アニメOP賞には「マッシュル-MASHLE-」の「Bling‐Bang‐Bang‐Born」、最優秀アニメED賞には「葬送のフリーレン」の「Anytime Anywhere」、最も魅力的な男性キャラクター賞には「WIND BREAKER」の蘇枋隼飛(すおうはやと)、ティッシュ必須賞には「無職転生~異世界行ったら本気だす~」 第2期、私だけが見ているのはもったいない賞には「エグミレガシー」が選出された。なお、審査員は台湾を代表するアニメ関連のクリエイター19組で構成された。

記事は、「野球をテーマにした『忘却バッテリー』が予想外の人気を獲得した。同作は脚本、作画、演出、声優など、あらゆる面で高品質な制作が評価され、多くの話題作の中でも際立つ存在となり、『最優秀アニメ作品賞』と『最優秀ストーリー賞』、『最優秀男性声優賞』を受賞。特に中心キャラクターの要圭のコミカルながらも時折見せる真剣な姿が視聴者の目を釘付けにした。この声を担当した声優・宮野真守の力が絶大である。これまでの派手な路線とは異なり、深みのある声の演技を披露し、要圭のコミカルとシリアスの切り替えを見事に表現した。その卓越したパフォーマンスが審査員に高く評価され、圧倒的な票数で『最優秀男性声優賞』を受賞した」と伝えた。

次に、「青春学園をテーマにした『負けヒロインが多すぎる!』は、『最優秀アニメ化作品賞』と『最優秀女性声優賞』、『最も魅力的な女性キャラクター賞』の3冠を達成し、『忘却バッテリー』と並んで24年度の最大の勝者となった。審査員は『文字作品を映像化することは漫画をアニメ化するよりも難易度が高い』と述べている。すでに高い評価を得ていた原作だが、アニメではさらに『青春』の雰囲気が加わり、キャラクターを想像から具体化することに成功した。これを実現することは容易ではなく、称賛に値する改編である。また、ヒロイン・八奈見杏菜は独自の魅力を持ち、他のキャラクターの引き立てがなくとも輝ける存在であると評価された。『最も魅力的な女性キャラクター賞』を受賞したのも納得である。さらに、彼女の声を担当した声優・遠野光の功績も大きい。彼女は、男性主人公・温水和彦(ぬくみずかずひこ)へのささやきや、周囲の人々の前での堂々たる演技において、際立つ存在感を発揮した。激しい議論が交わされた審査の中、『ダンダダン』の綾瀬桃(あやせもも)役を務めた声優・若山詩音を上回り、同賞を受賞した」とした。

続けて、「ロボットアニメで名高い大張正己監督の新作『勇気爆発バーンブレイバーン』は、原作のないオリジナル作品ながら、初回放送からネットで大ブレイクした。物語やキャストの豪華さが高く評価され『最優秀オリジナルアニメ作品賞』を受賞した」と紹介した。

また、最も魅力的な男性キャラクター賞に選ばれた「WIND BREAKER」の蘇枋隼飛について、「審査員は『蘇枋隼飛は底知れない実力を持ち、笑顔の裏に隠された本当の感情が、このキャラクターに深みと魅力を与えている』として、受賞は文句なしと評価した」と言及。最優秀アニメOP賞の「マッシュル-MASHLE-」の「Bling‐Bang‐Bang‐Born」については「その中毒性の高いメロディーは一度聴いたら忘れられず、YouTubeでの再生回数はすでに3億回を突破している。(歌っているCreepy Nutsは)24年の『紅白歌合戦』にも出場し、その爆発的な人気ぶりがうかがえた」と述べた。

さらに、「話題作の『【推しの子】』第2期は『最優秀美術デザイン賞』を受賞し、『葬送のフリーレン』は『最優秀アニメED賞』と視聴者投票による『人気アニメ作品賞』を獲得した。この2作品と『鬼滅の刃』柱稽古編は、年間視聴ランキングのトップ3に輝き、覇権アニメとして人気の衰えを見せない結果となった」と評した。(翻訳・編集/岩田)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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