CRI online 2025年1月16日(木) 16時50分
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中国の卓球選手王楚欽のファンクラブはこのほど、中国のSNS「Weibo」上のファングループを解散しました。
中国の卓球選手王楚欽のファンクラブはこのほど、中国のSNS「Weibo(微博/ウェイボー)」上のファングループを解散し、ネットユーザーも賛同しています。ファングループを解散し、ファンで形成されたコミュニティーである「ファンサークル文化」から離れようとするスポーツ選手は王楚欽だけではなく、多くの選手も相次いで同様の行動をしています。
11日以降、バドミントン中国代表チームの公式Weiboをはじめ、王昶、梁偉鏗、何済霆、任翔宇、朱一珺などのバドミントン選手や陳其遒、羅毅剛監督は相次いでファングループを解散し、バドミントン中国代表チームは「ファンサークル文化」に抵抗する行動を始めました。
これに先立ち、多くの選手もファングループを解散しています。中国のテニス選手鄭欽文の元ファンによれば、昨年11月15日、鄭欽文のWeibo上のオフィシャルファングループが解散したことが分かりました。パリ五輪競泳の男子100メートル自由形の決勝で世界記録を更新した中国の水泳選手潘展楽は昨年8月12日、オフィシャルファングループ「潘展楽のスタンドエリア」を自身で解散しました。潘展楽はインタビューで、「多くの人に注目されたくない。そうすれば普通の生活に戻れる」と答えました。
ファン同士の対立がエスカレートしたり、中傷されたり、選手の日程などの情報が不法に流出したり、尾行されたり、ホテルの部屋に侵入されたり、スポーツ選手は長くファンサークルに苦しんできました。異常なファンサークルはスポーツ界をむしばみ、選手らに苦しみを与えています。
これについて、多くの選手はファンサークルに抵抗の声を発信しました。卓球選手の樊振東は昨年にホテルで深夜ファンに囲まれた動画を発信したことがあります。2023年に樊振東は宿泊していたホテルの部屋にファンが侵入した時、警察へ通報し、SNSに声明を出しました。
こうしたゆがんだファンサークルの混乱状況に対し、国家体育総局はファンサークルのスポーツ界への浸食に断固対抗する旨を繰り返し発表しています。
2024年パリ五輪の開催期間中、中国警察のインターネットセキュリティ担当部門は法に基づきファンサークルの不法行為に対する撲滅活動を実施しました。警察当局は文章を発表し、選手を中傷する容疑者の身柄を拘束し、ネットユーザーに「インターネットは法の外にある場所ではない。デマ情報を伝えてはいけない。他人の中傷を許さない」と警告しました。(提供/CRI)
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