Record China 2025年1月17日(金) 14時0分
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日米通算4367安打を放った元野球選手のイチロー氏(51)が満票での殿堂入りを逃したことが、台湾でも物議を醸している。
日本の野球殿堂博物館が16日にイチロー氏の殿堂入りを発表した。資格1年目での選出は、王貞治氏、野茂英雄氏、松井秀喜氏らに次いで史上7人目。イチロー氏は有効投票349票中323票を獲得したものの、史上初の満票選出にはならなかった。得票率は史上6位の92.6%だった。
なお、野球殿堂のプレーヤー表彰の対象者は、プロ選手で引退後5年が経過した者で、殿堂入りの資格は15年間与えられる。また、投票をする表彰委員は野球報道に関して15年以上の経験を持つ者とされ、候補者名簿の中から表彰委員1人につき7人以内の投票が行われる。
イチロー氏が満票を逃したことについて、日本のSNS上では「なぜ満票ではないのか」「感情論で投票しなかった人がいるのでは」「考え方は人それぞれ」など議論が噴出した。
野球の盛んな台湾でも注目されており、台湾メディアのNOWnewsは「朗神(イチロー氏の名前と神を掛けた愛称)がなんと満票での殿堂入り逃す」と題した記事で、「イチローでも満票が無理なら後は大谷翔平しかいない」との声が上がっていることを伝えた。また、中廣新聞網は「鈴木一朗氏が日本の野球殿堂入りも、得票率は6位にとどまる」と、こちらも驚きをもって報じた。
台湾のネット掲示板PTTでもイチロー氏が満票を獲得できなかったことに関するスレッドが複数立っている。ネットユーザーからは「イチローが満票じゃないなんて…」「すごい成績を残す人ほど、それを快く思わない人も多くなる」「老害が山ほどいるんだな」「日本でプレーした期間が短かったから?」「イチローは記者との関係が悪かったからな」「日本人は成績だけを見るわけではない。人間関係が影響したんだろう」といった声が上がった。
また、「NPBを重視する老害がこんなにいるのでは、大谷でも満票は無理ではないか」「大谷は米国での殿堂入りは満票だろうけど、日本ではどうなるか分からないな」といった声もある一方、「なぜ満票でないといけないの?」「100%の方が逆に怖い」「王貞治ですら93.2%。満票なんて土台無理なんだよ」などの意見も見られた。(翻訳・編集/北田)
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