上海市政府は16日、記者会見を開き、ハイエンド製造業の発展について、産業革新と制度改革を促進する政策と措置を導入すると発表しました。

上海市は低空スマート設備、ヒューマノイドロボット、6Gなど競争力のある象徴的な製品を生み出すために、細分化された分野における重要な共通技術の研究開発と変革を推進し、未来に向けた新興産業の建設を配置します。

会議では、上海が2024年に持続的に推進した新たな生産力の発展状況が紹介され、300メガワット級F級大型ガスタービンの点火成功、「千帆星座（衛星コンステレーション）」の第1弾のネットワーク構成衛星の順調な打ち上げ、国産大型クルーズ船の商業初航海、国産大型航空機C919累計納入数16機の達成、国家・地方共同建設による初のヒューマノイドロボット革新センターの設立、初の人工知能コーパス企業の設立、累計63種類の大型モデルの登録通過、ファーウェイ青浦研究開発センターの稼働、テスラのエネルギー貯蔵などの重大産業プロジェクトの建設が挙げられました。

上海における2024年通年の工業投資は2桁成長を達成すると予想され、ハイテク船舶と集積回路の生産高はそれぞれ17％と20％成長し、ソフトウェアと情報サービス業の1～11月の売上高は10．9％成長してGDPの約10％を占めて、既に上海の重要な基幹産業となり、新エネルギー車の普及規模は累計165万台で、普及規模は全国都市第1位となっています。

上海市は今年、「人工知能＋製造業」の発展に力を入れており、スマートファクトリーの建設とインテリジェントロボットの研究開発と応用を推進し、船舶、自動車、素材などの重点分野の大モデルを構築するとともに、製造業のデジタル化転換、先進製造業と生産サービス業のさらなる融合を図り、工業の貢献によるハイエンド製造の発展を目指しています。（提供/CRI）