CRI online 2025年1月20日(月) 14時20分
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24年の中国の出生数は954万人に回復しました。
中国国家統計局が17日に発表したデータによると、2024年末時点の中国の総人口は14億828万人で、前年末から139万人減少しました。2024年通年の出生数は954万人で、出生率は6.77‰、死亡数は1093万人で死亡率は7.76‰、人口自然増加率はマイナス0.99‰でした。
また、2024年末時点で、0~15歳の人口は2億3999万人で総人口の17.1%、16~59歳の労働年齢人口は8億5798万人で総人口の60.9%、60歳以上の高齢人口は3億1031万人で総人口の22.0%となっており、そのうち65歳以上の高齢人口は2億2023万人で15.6%を占めています。中国の16~59歳の労働年齢人口は8億人を超え、人口ボーナスは依然存在しています。人口の高齢化が深刻化しているとはいえ、高齢者の中では60~64歳の割合が高く、年齢構成は比較的若いため、介護サービス改革の深まりや人口高齢化に向けた国の積極的な対応戦略に有利なトリガーを提供していくとみられています。
国家統計局人口・雇用統計司の王萍萍司長は、「2024年の出生数は954万人で、2023年より52万人増加し、2017年以来初めて上昇に転じた。この回復は、近年の出産意欲の高まりや各地で取り組みが進んでいる育児支援政策、また干支(えと)の辰年の偏重などが影響したもとみられる。ただし、出産適齢期の女性、特に出産に最も適した年齢の女性が依然として減少していることから、今後の出生数に影響を与える可能性があることを認識する必要がある。また、生活水準の向上と医療保障の改善により、引き続き平均寿命が伸び、死亡人口の減少にも重要な役割を果たしていることから、2024年の死亡数は1093万人と、前年より17万人減少した。2024年末時点の総人口は14億828万人で、前年末から139万人減少したが、その減少幅は前年より69万人縮小している」と説明しました。(提供/CRI)
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