北朝鮮、最高人民会議でナンバー2を交代=金正恩氏が初の欠席―中国メディア

Record China    2014年9月26日(金) 10時42分

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25日、北朝鮮で第13回最高人民会議の第2回会議が開催された。会議では人民軍総政治局長の黄炳誓氏が崔竜海氏に代わって国防委員会副委員長に任命された。金正恩氏は第1書記就任後初の欠席となった。写真は北朝鮮の万寿台。

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2014年9月25日、北朝鮮で第13回最高人民会議の第2回会議が開催された。会議では人民軍総政治局長の黄炳誓(ファン・ビョンソ)氏が崔竜海(チェ・リョンヘ)氏に代わって国防委員会副委員長に任命された。金正恩(キム・ジョンウン)氏は出席しなかったが、会議での人事異動はすべて金氏によるものだという。新華社が伝えた。

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会議では玄永哲(ヒョン・ヨンチョル)人民武力相(国防相)、李炳哲(イ・ビョンチョル)人民軍空軍司令官がそれぞれ国防委員会委員に選出された。

崔竜海副委員長と、張正男(チャン・ジョンナム)人民武力相は国防委員会委員職務を解任された。崔竜海氏は北朝鮮軍のナンバー2として人民軍総政治局長を務め、今年4月には第13回最高人民会議第1回会議で国防委員会副委員長に任命されていたが、5月初旬に黄炳誓に軍職を取って代わられ、朝鮮労働党中央書記となり、その後は国家体育指導委員会委員長を兼任している。

今年64歳の黄炳誓が連続して崔竜海氏の後任となったことから、金正恩体制では黄氏が中心的人物となっていることがうかがえる。金氏の側近として、黄氏は急速に序列を上げており、3月には労働党人事組織部門の副部長から第一副部長に昇進、最高人民会議代議員にも任命された。4月中旬には軍服を来て公の場に姿を表しており、肩章には星が4つついていたことから、大将に昇進したとみられている。

この他、今回の会議では、12年制に移行された義務教育の実施状況も確認された。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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