中国外交部の毛寧報道官は20日の定例記者会見で、記者から「国際通貨基金（IMF）のチーフエコノミストであるグランシャ氏は、中国が2024年の経済成長率は5％だったと発表したことについて、IMFの予測値を上回った『サプライズ』だと述べた。IMFは2025年と2026年の中国経済の成長見通しを上方修正した。中国はこれについてどう論評するか」との質問を受けました。

毛寧報道官は「2024年の中国経済は成長目標を順調に達成し、経済総量が初めて130兆元（約2800兆円）を超えた。増加分は中等国の1年間の経済規模に相当する。これは中国経済の強靭（じん）性と潜在力の体現であり、中国経済が世界にもたらす自信でもある」と述べた上で、「中国は質の高い発展と高いレベルの開放を堅持することで経済の向上と好転の傾向を引き続き維持し、世界経済により多くの『サプライズ』をもたらす」と説明しました。（提供/CRI）