中国のSNS・微博（ウェイボー）で21日、「高速鉄道の座席に付いている突起は一体何をするためのものか」との話題が注目を集めている。

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中国国営の中央テレビ（CCTV）はこの疑問を取り上げた上で、乗務員の話として「列車が終点に到着した後、進行方向を変える時に座席を反転させるが、この際に突起をつかんで回すことで楽に回転させることができる」と説明した。

また、「もう一つ用途がある」とし、走行中に移動する乗客がつかまる臨時の手すりとしての機能もあると紹介。さらに、一部のバリアフリー車両では突起の上面に点字で座席番号が記されており、目の不自由な人が座席を認識できるように工夫されているとも伝えた。

中国のネットユーザーから寄せられたコメントで最も共感が集まったのは、「え？（突起は）荷物を引っ掛けるためのものだと思ってた」と驚きを示すものだった。ほかにも、「臨時の荷物掛けだと思ってたわ（笑）」「かばん掛けにしてる」「上着を掛けてた」「これまでずっと袋を引っ掛けるのに使ってた」「単純に荷物を掛けるところだと思ってた」など、何かを掛けるために利用していたとの声が相次いだ。

このほか、中国メディアの半島晨報が行っている「高速鉄道の座席の突起は何をするものだと思いますか？」とのネットアンケートでも、「物を掛ける」との回答が全体の6割ほどを占めている。（翻訳・編集/北田）