韓国、排気ガス削減のための「ノーカーデー」実施も、職員は無視=政府庁舎の駐車場は満車状態―中国紙

Record China    2014年9月26日(金) 13時32分

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26日、環球網によると、韓国環境部は24日を「ノーカーデー(車で出勤しない日)」に定めているが、気まずいことに当日の政府庁舎の駐車場には、いつもと変わらず頻繁に車の出入りがあった。写真はソウルの道路。

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2014年9月26日、環球時報によると、韓国環境部は24日を「ノーカーデー(車で出勤しない日)」に定めているが、気まずいことに当日の政府庁舎の駐車場には、いつもと変わらず頻繁に車の出入りがあった。

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韓国SBSテレビによると、韓国環境部は全国の公共機関の職員に、24日は公共の交通手段を利用して通勤するよう呼びかけた。しかし、当日の午前8時から韓国中央政府世宗庁舎の駐車場には、職員の車が次から次へと入ってきた。ほどなく、地下駐車場は満車状態に。記者から「ノーカーデー」を知っているかと問われた職員は、困惑しながら「家からここまで公共交通機関では来られない。でも、出勤しないわけにはいかない」と話した。ほかの地方政府庁舎でもほぼ同様で、前日の呼びかけに素直に従ったのは少数だった。

1997年にフランスで始まったノーカーデーは、韓国で2008年から導入された。「どれだけの人が参加しているのか」との問いに、環境部は「自発的な活動のため、統計はとっていないが、環境部の職員が肉眼で3カ所の駐車場の状況を確認している」と述べた。報道は、「ノーカーデーの目的は排気ガスを減らすこと。しかし、現在の韓国は『誰もルールを守らない』という境地に達している。また、ノーカーデーの宣伝のために大量の公文書が発行されている。温室効果ガスが増えているのか減っているのかわかったものではない」と嘲笑している。(翻訳・編集/TK)

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