中国商飛が海外進出を加速、今年はC919を50機生産予定―香港メディア

Record China    2025年1月25日(土) 7時0分

拡大

22日、香港メディア・香港01は、中国の民間航空機メーカー中国商用飛機(COMAC)が海外進出を加速させていると報じた。写真はC919型飛行機。

2025年1月22日、香港メディア・香港01は、中国の民間航空機メーカー中国商用飛機(COMAC)が海外進出を加速させていると報じた。

記事は、英ロイターの報道として、COMACが国産飛行機の海外市場進出を急ピッチで進めており、この1年でよりピンポイントなマーケティング戦略を展開し、国際的な管理機関や航空会社との交渉を積極的に行っている伝えた。

そして、数か月にわたる交渉の結果、ベトナム最大の民間航空会社であるベトジェット航空が今月から短期リースによりC909型リージョナルジェット2機をベトナム国内線で運航開始ことで合意し、将来的にはC919を含むCOMAC機をさらに導入することも検討していると紹介。ベトナムと中国には深い経済協力基盤があり、ここ数年は交通インフラ分野を含む協力が一層深まっていると指摘し、ベトナム政府もCOMAC機のベトナム国内運航に向けて規制上の障害を取り除く努力を進めていることを公式に表明したと伝えている。

また、COMACが欧州をはじめとする地域での認証取得を積極的に目指すとともに、アジアなどの航空会社や監督管理機関との協力を模索しており、C919の東南アジア市場参入と年内の飛行機生産加速を目標に掲げていると紹介。昨年2月にシンガポールの航空ショーでC919とC909を同国内初展示したほか、同月にはベトナム・クアンニン省のバンドン国際空港でも両機のデモ飛行が行われたとした。

記事は、COMACの瀋波(シェン・ボー)副総経理が先日、今年のC919生産能力が50機に達し、30機の製造を見込んでいることを明らかにしたと伝えている。(編集・翻訳/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

この記事のコメントを見る

noteに華流エンタメ情報を配信中!今回はワン・ホーディー特集!その魅力に迫ります。詳しくはこちら

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携