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中国メディアの参考消息によると、米ブルームバーグはこのほど、「中国は2024年に93本の新たな輸入映画を上映した。これは19年以来の最多だ」と報じた。写真は宮崎駿監督の「君たちはどう生きるか」。
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中国メディアの参考消息によると、米ブルームバーグはこのほど、「中国は2024年に93本の新たな輸入映画を上映した。これは19年以来の最多だ」と報じた。
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記事によると、興行的に成功した外国映画の中には、インドや日本など、ドナルド・トランプ氏のホワイトハウス復帰を前に中国が関係修復を進めてきた国々の映画もあった。タミル語映画「マハラジャ」はここ数年の中国でインド映画として最高の興行収入を記録。日本の宮崎駿監督の「君たちはどう生きるか」も7億9100万元(約166億1100万円)の興収を上げた。
興収データの分析を行う猫眼研究院によると、24年に外国映画は新型コロナ流行前の19年以来最高の成績を収め、市場全体に占めるシェアを21%にまで引き上げた。
米ニューヨークを拠点とする独立系映画スタジオのA24は、紛争で荒廃した米国を舞台にしたディストピア超大作「シビル・ウォー アメリカ最後の日」の中国公開を果たした。
中国は24年8月、国民のサービス消費を増やすための計画の一環として、映画の供給改善を実施した。
興収上位の映画リストから外国作品が消えて1年を経て、24年には「ゴジラxコング 新たなる帝国」など2本の国際的大ヒット作がトップ10入りを果たした。ブルームバーグのまとめによると、24年には42本の米国映画と24本の日本映画が公開された。
中国は映画館の観客動員数を増やすために全力を尽くしている。映画当局は24年12月から25年2月までのホリデーシーズンのチケット購入に対して6億元(約126億円)相当の補助金を導入した。
映画館も独自の趣向を凝らしている。上海の映画館は「名探偵コナン 迷宮の十字路」を上映に際し、映画の名シーンを再現して観客席に桜の花びらを降らせた。
中国が徐々にハリウッドに市場を開放する中、巨大スクリーンで知られるIMAXは今後3年間で中国国内に最大25カ所の新しい施設を設ける計画だ。この取り組みは、より多くの外国の超大作映画の上映に貢献するとともに、大予算の国内映画製作のための余地を生み出すことになるだろう。(翻訳・編集/柳川)
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