主演の時代劇ドラマ「国色芳華」が好評を集めた女優ヤン・ズー（楊紫）が、この作品を選んだ主な理由についてインタビューで語った。

ヤン・ズーとリー・シエン（李現）が主演の「国色芳華」は7日に動画配信サービス・芒果TV（マンゴーTV）で配信をスタート。4日目に早くも有効再生回数が2億回を突破するなど、2025年の最初を飾るヒット作となった。

唐朝を舞台にした「国色芳華」で、ヤン・ズーが演じた「何惟芳」は牡丹栽培に情熱を注ぐヒロイン。婚家での冷遇、夫の裏切りとDV、起業の道での迫害など、苦労に満ちたヒロインの道のりとその鮮やかな復讐劇が人気だが、ヤン・ズーはインタビューで「何惟芳の強いパワーと品格に引きつけられた」と同作への出演を決めた主な理由を語った。

ヤン・ズーは子役出身で数多くのキャラクターを演じてきたが、自分自身の成長とともに作品を選ぶ視点もどんどん変わっているという。最近では、視聴者の共感を得られるかという点や、そのキャラクターの精神を表現する媒介者に自分がなれるかという視点をもって、演じる作品を考えるという。

近年は2部作のファンタジー時代劇「長想思」などヒットを連発している。インタビューでは人気作を生み出すプレッシャーについても言及。「私にも野心はあるけれど、自分に高い望みをかけたり、こうならなければ自分は終わりだといった重圧を与えることはしません。努力だけは怠らず、それでも欲しい結果がついて来なかった場合には、なるべく落ち込まず、また最初に戻って頑張ればいいと考えるようにしています」と語った。（Mathilda）