CRI online 2025年1月25日(土) 7時30分
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中国科学院の分子植物学研究チームが植物の「敵か友か」を区別する仕組みについての微生物研究分野で新たな進展を成し遂げました。
中国科学院の分子植物学研究チームが植物の「敵か友か」を区別する仕組みについての微生物研究分野で新たな進展を成し遂げました。この研究成果は北京時間24日、国際的な学術誌『セル』に掲載されました。関連する成果は農業での作物の養分吸収の向上や化学肥料への依存低減につながると期待されています。
植物の根を取り囲む土壌には多種多様な微生物が生息しています。これらの微生物には、植物と互いに良い影響を与え合う共生微生物もあれば、植物に感染してその養分を奪う病原微生物もあります。植物がどのようにして微生物が敵か友かを区別しているのかは、世界での関連分野の研究における中核的な課題の一つです。
中国科学院の研究チームは、植物の一対の受容体が共生真菌と病原真菌を見分け、対応する共生反応と免疫反応を活性化することを発見しました。特に低リン環境下では、植物はストリゴラクトンという植物ホルモンを放出します。このホルモンは共生菌を活性化することができます。それにより、植物が共生信号を認識すると共生反応が活性化され、植物は環境から養分を効率よく吸収することができるとのことです。(提供/CRI)
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2025/1/24
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