CRI online 2025年1月26日(日) 18時0分
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中国で補助金政策がスタートし、各地でスマホ・家電の買い替えブームが起きています。写真は江蘇省南通市のショッピングモール。
中国では今年も家電の新規購入に対する補助金政策が継続して実施されます。スマートフォンやタブレットなどデジタル製品の新規購入に対する補助金政策が20日スタートし、各地の政府はここ数日、補助金の実施に関する細かい規則を公表し、多くの消費者が購入や問い合わせで店舗を訪れています。
国の補助金政策によると、消費者がスマートフォン、タブレット端末、スマートウォッチ・スマートブレスレットなどのデジタル製品を購入する場合、製品の最終販売価格の15%に当たる補助金が支給されます。ただし、1点当たりの販売価格は6000元(約12万8000円)を超えてはならず、消費者は1種類の製品につき1点だけ補助金が支給され、1点当たりの補助金は500元(約1万600円)を超えないと定められています。
家電製品の購入については、消費者がエネルギー効率等級または節水性能2等級以上の冷蔵庫、洗濯機、テレビ、エアコン、炊飯器、電子レンジなど12種類の家電製品を新規購入した場合、これら製品の最終販売価格の15%が補助金として支給されます。さらに、エネルギー効率等級または節水性能1等級以上の製品の新規購入に対しては、製品の最終販売価格の5%に当たる補助金が追加されます。1種類の製品で1点(エアコン製品は最高3点)が補助の対象となり、1点当たりの補助金は2000元(約4万3000円)を超えないと決められています。
中国南東部の江西省宜春市にあるスマートフォン販売店の店長によると、補助金政策が発表された後、店の売上高は8割近く増えたということです。上海市楊浦区の家電売り場の販売マネージャーも、来店客が明らかに増加し、スマートフォンの販売台数は1日当たり5割、家電は6割増加したと話しました。
中国南西部の貴州省銅仁市の電子製品販売店の店員によると、春節(旧正月)の大型連休期間中(今年は1月28日~2月4日)、一部のスマートフォン機種には国の補助金のほか、メーカーからの補助金も加わり最高700元(約1万5000円)に達するほか、古い携帯電話の回収補助金も受領できます。販売価格6999元(約14万9000円)のテレビを新たに購入する場合、メーカーから500元(約1万700円)の補助金があり、20%オフとなる国の補助金も支給されるため、合わせて1800元(約3万8400円)を節約できます。売り場でタブレットを購入した市民は、「今日購入したタブレットの販売価格は1099元(約2万3000円)で、政府からの補助金15%を引くと、約160元(約3400円)安く買えた。かなりお得だと思う」と話しました。(提供/CRI)
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Record China
2025/1/24
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