中国の女優ヤン・ミー（楊冪）がトークバラエティー番組の中で、後輩女優ディリラバ（迪麗熱巴）との仲の良さを示すエピソードを披露した。

動画配信サービス・愛奇芸（iQiyi）が24日に公開した「下班啦2024」に出演したヤン・ミーは、スタンダップコメディー風のトークを披露。過去に同じ芸能事務所に所属し、自身の主演作に起用してブレークのきっかけも作ったディリラバをネタに、軽妙なトークを繰り広げた。

ヤン・ミーによると、過去に新疆ウイグル自治区でドライブ旅行をした時、中国語が通じない場所があったという。食堂で「ネギは抜いてください」と伝える時など、通話アプリでウイグル族のディリラバに通訳を頼んでいた。だが、現地の女の子に「あなたは美人」「ディリラバよりかわいい」と伝えたいとディリラバに頼んだ時は、「返信がなかった」と暴露。「きっと家を離れて長いから、新疆の言葉を忘れたんだと思うの」と皮肉を込めて話し、観客を沸かせた。

後輩女優のディリラバをお笑いのネタにしたことで、2人の気の置けない間柄がよく分かり、中国のSNS・微博（ウェイボー）でもトレンドランキング上位に登場する話題となった。

なお、ヤン・ミーは離婚をテーマにした人気リアリティショー「再見愛人」についても、「あの番組での罵倒、口げんか、苦しみ、救いのない感じを見て、あれってまるで私じゃないの？って思った」とトークを展開。2018年に香港の俳優ハウィック・ラウ（劉愷威）と離婚したが、「とうとう離婚を堂々とネタにし始めた」などとこちらもウェイボーで注目の話題に浮上した。（Mathilda）