2024年1-12月の経済情勢に関するデータを発表―中国

人民網日本語版    2025年1月27日(月) 11時30分

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中国はこのほど、関連データを発表し、2024年1-12月の経済情勢に関して報告した。写真はライブコマース。

中国はこのほど、関連データを発表し、2024年1-12月の経済情勢に関して報告した。

消費市場の運営状況

24年の中国の社会消費財小売総売上高は前年比3.5%増の48兆7895億元だった。

24年第4四半期(10-12月)の社会消費財小売総売上高は前年同期比3.8%増となり、成長率は第3四半期(7-9月)を1.1ポイント上回った。

経済成長への寄与を見ると、年間の最終消費支出は経済成長を2.2%ポイントけん引した。そのうち第4四半期は第3四半期を0.2ポイント上回る1.6ポイントをけん引した。

対外貿易の状況

24年の中国の輸出入総額は前年比5%増の43兆8500億元に上り、過去最高を更新した。米ドル換算した24年の輸出入総額は同3.8%増となり、成長率は世界の主要エコノミーの中でもとりわけ高かった。

中国税関総署の王令浚(ワン・リンジュン)副署長は、「中国の対外貿易は42兆元と43兆元の大台を相次いで突破し、物品貿易のトップ大国の地位がより堅固なものになった。増加量について見ると、24年の中国の対外貿易額は2兆1000億元増加し、これは中所得国の1年間の対外貿易規模に相当する数字だ」と述べた。

外資導入の状況

24年における中国全土で新たに設立された外資系企業の数は前年比9.9%増の5万9080社に達し、実行ベース外資導入額(以下同)は同27.1%減の8262億5000万元だった。

産業別に見ると、製造業の外資導入額は2212億1000万元、サービス業は5845億6000万元だった。

ハイテク製造業の外資導入額は962億9000万元で、外資導入額全体のうち11.7%を占めた。

医療機器・器具製造業の外資導入額は同98.7%増、専門技術サービス業は同40.8%増、コンピューター・事務機器製造業は同21.9%増だった。

投資元国・地域を見ると、スペインからの対中投資が前年比130.8%増だったほか、シンガポールは同10.8%増、ドイツは同2.2%増、スイスは同1%増だった(自由貿易港を経由した投資データを含む)。

対外投資の状況

24年の対外非金融類直接投資額は前年同期比10.5%増の1438億5000万ドルだった。

関連データ

■中国の24年GDPは前年比5%増

中国の24年の国内総生産(GDP)は134兆9084億元で、前年比で5%増加した。経済・社会発展の主要目標と任務が順調に達成された。

■24年12月のPPI、低下幅が縮小して前年比2.3%に

24年12月には中国の生産者物価指数(PPI)は前月比0.1%低下、前年同期比2.3%低下となり、前年同期比低下幅は前月に比べて0.2ポイント縮小した。

前月比PPIを見ると、24年11月の0.1%上昇から12月は0.1%低下に転じた。そのうち生産資材価格は11月の0.1%上昇から12月は横ばいとなり、生活資材価格は11月の横ばいから12月は0.1%低下した。

24年通年でPPIと鉱工業生産指数(IPI)はどちらも前年比で2.2%低下し、低下幅はPPIが同0.8ポイント縮小、IPIが同1.4ポイント縮小した。

■24年12月の全国CPIが前年同期比0.1%上昇

通年では0.2%上昇 2024年12月には、全国の消費者物価指数(CPI)が前年同期比で0.1%上昇した。そのうち都市部は0.1%上昇、農村部は横ばい、食品価格は0.5%低下、非食品価格は0.2%上昇、消費財価格は0.2%低下、サービス価格は0.5%上昇した。

12月の全国CPIは前月比横ばいだった。そのうち都市部は横ばい、農村部は0.1%低下、食品価格は0.6%低下、非食品価格は0.1%上昇、消費財価格は0.1%低下、サービス価格は0.1%上昇した。 24年通年のCPIは前年比0.2%上昇した。(提供/人民網日本語版・編集/JZ)

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