中国国旗を掲げた台湾選手がパスポート取り消し、本人は強気「中国のパスポートは便利」―香港メディア

Record China    2025年1月27日(月) 18時0分

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25日、香港メディア・香港01は、2023年に行われたテコンドー国際大会で中国国旗を掲げた台湾人選手が、台湾当局からパスポートを無効化されたと報じた。

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2025年1月25日、香港メディア・香港01は、2023年に行われたテコンドー国際大会で中国国旗を掲げた台湾人選手が、台湾当局からパスポートを無効化されたと報じた。

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2023年に韓国で開かれたアジア太平洋マスターズ大会のテコンドー競技で、台湾代表として参加して優勝した李東憲(リー・ドンシエン)選手が表彰式で中国国旗である五星紅旗を掲げ、物議を醸した。

記事によると、台湾の行政院大陸委員会がこのほど「台湾籍の住民の一部が中国本土の身分証を持っているとの通報を受け、調査を行った結果、3人の台湾籍を取り消した」と発表。この中に李選手が含まれており、台湾人としての身分や台湾の健康保険、パスポートがすべて無効になったという。


この件について、李選手は中国メディアに対し「台湾のパスポートはなくなったが、中国のパスポートは非常に便利だ。大国を代表する立場で国際的な大会に参加でき、国連などにも中国のパスポートで入れる」と語り、台湾のパスポートでは得られない支援を中国のパスポートで得られる点に価値を見出しているとの見解を示した。また、台湾の健康保険が無効になったことについても「中国の医療保険は便利で手続きが簡単。中国の身分証を持っていれば問題ない」と語っている。

記事は、李選手が現在中国に拠点を構え、江蘇省南通市でテコンドーの指導やセルフメディア活動を展開しており、TikTokでライブ配信や商品販売を行っていると紹介。特に台湾籍を失って以降は注目が高まり多くのフォロワーを獲得しているとした。また、本人が「中国での生活は順調。今後も台湾に戻ることはない。祖国のために若手を育成し、両岸の体育交流にも貢献したい」と語ったことを伝えた。(編集・翻訳/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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