中国国内で金の取引価格が最高を更新、軽量アクセサリーが人気

CRI online    2025年1月27日(月) 14時30分

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国際取引市場での金の買い取り相場の上昇に伴い、中国国内の金の取引価格が史上最高を更新し続けています。

国際取引市場での金(ゴールド)の買い取り相場の上昇に伴い、中国国内の金の取引価格が史上最高を更新し続けています。上海黄金交易所では22日、国際市場での相場上昇の影響を受け、金の終値は1グラム当たり645元46銭(約1万3800円)となり、17日に次いで再び史上最高を更新しました。

中国国内の多くの金のアクセサリーブランドでは同日、小売価格が1グラム当たり830元(約1万7800円)を上回りました。店側によれば、旧正月が近づくにつれて、消費者の間では干支(えと)の「蛇」をテーマにした金のアクセサリーや、祝福の願いを込めた金の如意棒やひょうたんなどが人気となっています。最近ではコレクション用や贈答用の金の延べ棒や飾り物などが多数売れており、買い替え客も多く、平日の数倍になっていることが分かりました。

一方で、斬新なデザインで軽量のスマートフォンシールなどが人気を博しています。中国の越境ECである天猫(T-mall)の旗艦店(フラッグシップショップ)で検索すると、ランキンング入りしている人気製品は定価100元(約2100円)前後のスマートフォンシールやストラップなどのアクセサリーがほとんどです。これらの金のシールは重さが0.1グラム前後で、透明感のあるケースと良く合います。例えば、最近大人気のシールはブランド側が旺旺ミルクのキャラクター、招き猫などのIPとコラボした商品で、売価は99元(約2100円)から139元(約2900円)ですが、24時間で100人が注文して購入しました。これまでに7000人以上がこれらの商品を購入しています。データによると、中国の電子商取引(EC)サイト「淘宝(タオバオ)」では純金のスマートフォンシールが20万枚以上売れており、購入者の多くは25歳から30歳までの女性となっています。これらの若い女性たちはファッションに敏感で、個性を追い求め、ソーシャル体験を重視し、新しいものを試したいタイプで、金のスマートフォンシールはこれら人々のニーズにピッタリです。しかも、シールは重さ0.01グラムから0.2グラム程度までのものが多く、値段も数十元から100元前後(約2100円以下)のため、伝統的な金のアクセサリーより購入のハードルが低いと見られています。

中国銀行研究院の王有鑫上級研究員は、「金価格の変動には米国の新政権が複雑な役割を果たしている。不確定要素が増し、保護主義が高まっていることを背景に、リスクヘッジと投資としての金の役割がますます求められている」と分析しました。(提供/CRI

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