Record China 2025年1月29日(水) 11時0分
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香港メディアの香港01は26日、中国のネット上で小学校の算数のテストの問題が物議を醸していると報じた。
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記事によると、中国のネット上で物議を醸している問題は2問ある。1問目は「おばあさんは30元持っています。市場で12元の野菜を買いました。八百屋の店長はおばあさんにいくらお釣りを渡すべきでしょうか?」という問題で、児童は「30-12=18」と計算し「18元」と回答しているが、教師は不正解だとして「バツ」を付けた。
この問題が物議を醸すと、ネット上で「数学教師」を名乗るユーザーがこの問題を解説した。それによると、実際には「30元札」は存在しないため、「10元札+5元札」で支払った場合はお釣りは3元となり、「20元札」で支払った場合はお釣りは8元になる。この2パターンが正解だとした。
もう1問は「16人の子どもたちが縄跳び(大縄)で遊んでいます。5人が跳び終わりました。まだ跳んでいないのは何人ですか?」という問題で、児童は「16-5=11」で「11人」と回答したが、教師はこれにも「バツ」を付け、「もう一度真剣に考えてみなさい」と書き添えている。解説によると、大縄を回す子どもが2人必要なため、跳ぶのは全部で14人、5人が跳んだのでまだ跳んでいないのは「9人」が正解だという。
この問題にネット上では「算数と頭の体操の問題は分けるべき」「本末転倒。算数であれば計算に重きを置くべき。生活の場面における理解に重点を置いたら国語や読解力を問うものとなり、数学の原則から逸脱する」といった批判的な声が上がっているという。(翻訳・編集/北田)
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