Record Korea 2025年1月29日(水) 13時0分
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29日、韓国・毎日経済は「28日夜に発生したエアプサン機火災事故をめぐり、『機内後方の棚に置かれていた荷物から出火した』との証言が出た」と伝えた。
2025年1月29日、韓国・毎日経済は「28日夜に発生したエアプサン機火災事故をめぐり、『機内後方の棚に置かれていた荷物から出火した』との証言が出た」と伝えた。
記事によると、韓国南部・釜山の金海国際空港で28日午後10時15分ごろ、離陸を準備していた香港行きの韓国の格安航空会社(LCC)エアプサンの旅客機で火災が発生した。火は約1時間15分後に消し止められた。乗客169人と乗員7人の計176人は緊急脱出スライドで全員避難したが、3人が避難時に軽傷を負ったという。
当時案内放送はなく、火災発生後に乗客が自ら非常口を開け、緊急脱出スライドを使って脱出したという。
後方の席に座っていた乗客はインタビューに対し「機内の手荷物を置く棚の荷物から音がして、少ししてから煙が出た」「乗務員は乗客に座るよう指示し、消火器を持ってきたが、すでに煙は立ち込めていて、棚から火の粉が降っていた」「煙が充満し始めたため、非常口の横に座っていた乗客が非常口を開放し、乗客らは脱出を始めた」「とても混乱していて怖かった」などと話した。
煙が出た棚の近くの座席に座っていた30代の夫婦は「火を確認した乗務員は『棚にバッテリーを置いた人はいませんか』と聞いた後、車用消火器を持ってきた」とし、「乗客らが大声を上げ、緊迫した状況でも避難命令は出ず、非常口も開けてくれなかった」と主張した。
前方の席に座っていた乗客は「乗客が全員着席し、シートベルトまで着用した後に後方から『火事だ』と声がした」「火災に関する案内放送はなく、煙は前方まで立ち込めてきた」などと話した。
友人と香港旅行に行く途中だった乗客は「セウォル号の事故やチェジュ航空機の事故もあったのに、乗務員が『静かに座っていてください』と言って消火器を吹きかけようとしたのが理解できなかった。火の近くの乗客を避難させることもなかった」「脱出中に乗務員から『荷物を持つな』との指示もなかったため、自分の荷物を取ろうとする乗客と脱出しようとする乗客で機内は大混乱に陥った」などと話したという。
この記事を見た韓国のネットユーザーからは「離陸前で本当によかった」「飛行中に火災が発生していたら全員死んでいた可能性が高い」「火が出たら、バッテリーの持ち主を探すより先に乗客を避難させないと」「非常口を開けてスライドを出した乗客が素晴らしかった。危機的状況の中で、迅速な判断と行動が多くの命を救った」「乗務員は消火器を扱う練習をもっとした方がいい。煙が出たときに初期消火できなかったのは深刻な問題だ」などの声が上がっている。
また、「これは偶然を装ったテロではないか?」「棚に怪しいものを置いた人を徹底的に調べるべき」「かばんに爆発物を入れていたのなら故意の事故の可能性が高い。出国審査がずさんだったのか?」との声も見られた。(翻訳・編集/堂本)
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